掲載開始日 2022年10月31日
SF作家が地方再生の未来を問う。藤井太洋『第二開国』、10月31日発売!
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区)は、藤井太洋(ふじい・たいよう)氏の最新小説『第二開国』を2022年10月31日(月)に発売しました。
★作品情報ページ https://www.kadokawa.co.jp/product/321909000258/
今年8月に自身2度目となる星雲賞を受賞した藤井氏。2年9ヶ月ぶりとなる待望の長編小説は、地方、そして日本が今まさに抱える課題を描いた圧巻の社会派エンタテインメント作品となりました。
奄美大島の港町で、世界最大のクルーズ船が停泊する統合型リゾート(IR)の建設が進む。しかしその計画には、ある裏の目的が……。グローバリズムとの摩擦、IR誘致、地方創生、Uターン就職、介護離職など現在形のトピックを扱いながら、SF作家ならではの未来へのまなざしで描かれる『第二開国』に、ぜひご注目ください。
★作品情報ページ https://www.kadokawa.co.jp/product/321909000258/
今年8月に自身2度目となる星雲賞を受賞した藤井氏。2年9ヶ月ぶりとなる待望の長編小説は、地方、そして日本が今まさに抱える課題を描いた圧巻の社会派エンタテインメント作品となりました。
奄美大島の港町で、世界最大のクルーズ船が停泊する統合型リゾート(IR)の建設が進む。しかしその計画には、ある裏の目的が……。グローバリズムとの摩擦、IR誘致、地方創生、Uターン就職、介護離職など現在形のトピックを扱いながら、SF作家ならではの未来へのまなざしで描かれる『第二開国』に、ぜひご注目ください。
『第二開国』について
現代の黒船がもたらすのは再生か、終焉か?
【あらすじ】
父親の介護のため地元・奄美大島にUターンした昇雄太。
長年過疎と人口減少に悩まされていた町は、巨大クルーズ船寄港地を中心としたIR誘致計画により、活気を取り戻しつつあった。
この事業は、圧倒的巨大資本の力で雇用創出とインフラ整備を実現し、町の、そして日本の救世主となる――多くの島民がそう思っていた。
ところが計画が着々と進むある時、昇はクルーズ船〈エデン号〉の前代未聞の事業内容を突きつけられる。
門戸開放か排斥か。様々な思惑が渦巻く計画を前に、島民たちの決断は?
【書誌情報】
作品名:第二開国
著者名:藤井太洋
発売日:2022年10月31日(月)※電子版同日配信
定 価:2,035円(本体1,850円+税)
頁 数:400頁
装 画:影山徹
装 丁:國枝達也
体 裁:四六版並製 単行本
ISBN:9784041090015
発 行:株式会社KADOKAWA
初 出:「文芸カドカワ」2018年12月号~2019年8月号、「カドブンノベル」2019年9月号、11月号~2020年2月号
情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321909000258/
著者について
藤井太洋(ふじい・たいよう)
1971年、奄美大島生まれ。2012年7月、SF小説『Gene Mapper』をセルフ・パブリッシングで電子出版。同年の国内Kindle本ストアで、最も売れた小説・文芸作品となる。13年、『Gene Mapper -full build-』(早川書房)で商業出版デビュー。15年、『オービタル・クラウド』で第35回日本SF大賞と第46回星雲賞を受賞。その後も19年『ハロー・ワールド』で第40回吉川英治文学新人賞、22年には雑誌連載作品「マン・カインド」で第53回星雲賞を受賞している。他の著書に『アンダーグラウンド・マーケット』『ワン・モア・ヌーク』などがある。
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