掲載開始日 2021年09月22日
「バチカンと日本 100年プロジェクト」2021年9月22日よりクラウドファンディングによる文化交流パートナー募集スタート!!
日本の文化振興に寄与するための事業を手掛ける公益財団法人 角川文化振興財団(理事長:角川歴彦)は、日本とバチカンの交流の歴史を明らかにしようという「バチカンと日本 100年プロジェクト」において、2021年9月22日(水)よりクラウドファンディングによる文化交流パートナーの支援募集をスタートいたします。(募集締切は2022年1月19日まで)
バチカンと日本の秘められた歴史の扉をあなたも一緒に開いてみませんか?
バチカンと日本の秘められた歴史の扉をあなたも一緒に開いてみませんか?
クラウドファンディング 概要
ヴェールに包まれたバチカンと日本との450年にもわたる交流の歴史の扉が、いま、開かれようとしています。
「バチカンと日本 100年プロジェクト」は、38年ぶりとなる2019年11月のローマ教皇の来日を契機とし、角川文化振興財団の呼びかけにより始まりました。バチカンと日本の450年にもわたる文化交流の歴史を、 そのスタート時点に遡って紐解いていきます。
研究分野は多岐にわたります。日本には記録が残っていない、歴史的な史料の発見や、昭和天皇とバチカンと の関係を示す文書の発掘など、早くも大きな成果が期待されています 。
これまでの交流の歴史を解き明かすだけでなく、100年先の未来を見据えた友好関係の礎を築くためにも、ロマンあふれる、新たな歴史発見の目撃者となる、文化交流パートナーをクラウドファンディングとして募集します。
本プロジェクトによる成果を共有し、発展させていく、そして日本とバチカンの文化交流の学びの場としての役割も果たす「バチカンと日本 100年プロジェクト」に、是非皆さまのご支援を賜りますよう、どうぞ、よろしくお願いいたします。
プロジェクトで研究者たちが挑むテーマとは?
*1600年代初頭のキリシタン弾圧の時代、 ローマ教皇に送った「奉答書」に信者たちが込めた想いは?
*バチカン美術館・布教民族博物館で発見された日本の重要史料とは?
*キリシタン建築(「世界遺産」登録)に携わった 宣教師や信者たちの知られざる真実とは?
*長崎二十六聖人が列聖された、 その奇跡のものがたりとは?
*昭和天皇・皇室とバチカンとの秘められた深い関係とは? 等々
ここでしか手に入らない、世界初のリターン品の数々(予定)
1.「La Civiltà Cattolica(ラ・チビルタ・カットリカ)」 日本版
(創刊170年!最古のカトリックジャーナル!史上初の日本版刊行)
2.特別セミナー聴講
3.特別表紙本「 バチカン美術館の至宝100」
4.「バチカンと日本 100年プロジェクト」公式記録ドキュメントのエンドロールにお名前を記載
5.「バチカンと日本 100年プロジェクト」公式サイトにお名前を記載
6.バチカンへ献上する「報告書」にお名前を記載 他
詳細は→https://vj100.jp/cf/
A-port:クラウドファンディング→https://a-port.asahi.com/projects/vatican100/
※上記は変更する場合もございます。またご支援いただくコースによって、ご提供させていただくものが異なります。
バチカン・イタリア文化の研究者、第一人者からの熱いメッセージの数々
●青柳正規 氏 (代表・多摩美術大学理事長、橿原考古学研究所長、東京藝術大学特任教授、東京大学名誉教授)
このプロジェクトの研究成果が、混迷を極める今の時代において、バチカンと日本の未来に向けた文化交流の発展に寄与するだけでなく、あらゆるグローバルな文化交流に大きな希望の光明をもたらすことを心より期待しています。そして、このプロジェクトがひとりでも多くの人々と一緒に実現できることを祈念しています。
●川村信三 氏 (研究代表・上智大学教授)
角川文化進化財団、およびバチカン図書館と文書館の全面的な協力の下、貴重な研究の場をあたえられています。これまでの個人的に限られた範囲でしか実現しなかったバチカン蔵書と在庫の調査が、その深層まで可能となりつつあります。これまで、1620年に日本の信徒が教皇に送った『奉答書』や、天正遣欧使節の文書の紙質科学調査などが許可されました。バチカンを訪れる度に新たな発見が付け加わる感動をいただいています。
●シルヴィオ・ヴィータ 氏 (京都外国語大学教授、イタリア東方学研究所研究企画代表)
このプロジェクトでは、前例のない精密な調査で日本とバチカンを結ぶ長い歴史に光を当てながら隠れた事実を探ります。あっと驚くような歴史ロマンが明らかになるかもしれません。是非、一緒にその扉を開く旅に出発しましょう。
●ジョルジョ・スタラーチェ 氏 (駐日イタリア大使館 大使)
バチカンと日本が450年以上にわたって育んできた文化交流を解明し、 イタリアと日本の交流にとって、最も重要な関係とつながりの大きな遺産を生み出すこのプロジェクトを私は、心から支持します。できるだけ多くの方々にこのプロジェクトを支援していただき、 日伊の文化的関係がさらに深まることを願っています。
プロジェクトの魅力をアンバサダーから発信!
【青柳正規 氏】
東京大学名誉教授。2017年度から朝日賞選考委員、山梨県立美術館館長。2019年から学校法人多摩美術大学理事長、橿原考古学研究所所長。2020年9月から石川県立美術館館長。独立行政法人国立美術館理事長、国立西洋美術館館長、文化庁長官を歴任。
【陣内秀信 氏】
法政大学江戸東京研究センター特任教授。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。イタリア政府給費留学生としてヴェネツィア建築大学に留学、ユネスコのローマ・センターで研修。専門はイタリア建築史・都市史。パレルモ大学、トレント大学等の契約教授を務めた。受賞歴:サントリー学芸賞、地中海学会賞、イタリア共和国功労勲章、ローマ大学名誉学士号、サルデーニャ建築賞、アマルフィ名誉市民他。アルガン賞受賞(2019年)
【西本智実 氏】
指揮者。世界約30ヵ国のオーケストラ・名門国立オペラ劇場・国際音楽祭より招聘。バチカン国際音楽祭 財団より史上最年少で「名誉賞」受賞 芸術監督として舞台演出・指揮した。「泉涌寺音舞台」(MBS放送)は、【ニューヨークUS国際映像祭 TVパフォーミングアーツ部門銀賞】【ワールドメディアフェスティバル ドキュメンタリー芸術番組部門銀賞】を受賞。「高野山開創1200年記念法要演奏会」、南座・大阪松竹座・新橋演舞場でのオペラ「蝶々夫人」、「薬師寺世界遺産公演」、ASEAN諸国の委嘱作品世界初演等、アジア文化を世界に発信。
創刊170年!最古のカトリックジャーナル「La Civiltà Cattolica(ラ・チビルタ・カットリカ)」!
クラウドファンディングのリターン冊子版に先駆け、デジタル日本版(0号パイロット版)を急遽公開!!
「La Civiltà Cattolica (ラ・チビルタ・カットリカ)」について (https://vj100.jp/lcc/ )
「La Civiltà Cattolica(ラ・チビルタ・カットリカ)」は、ヨーロッパの激動の時代に教皇ピオ9世の勅令によってイエズス会が開始した出版プロジェクトで、カトリック定期刊行物の中でも最古のものの一つです。
このほど、日本とバチカンの交流の歴史を明らかにしようという角川文化振興財団の「バチカンと日本 100年プロジェクト」の一環として日本版を新しく創刊することにいたしました。 ローマ教皇庁の思想、政策を理解する道しるべとして、全世界のカトリック教徒から注目されている「La Civiltà Cattolica (ラ・チビルタ・カットリカ)」の日本版の発行は、バチカンと日本の関係をより強固にすることは間違いありません。
記事はすべてイエズス会のメンバーによって執筆され、公開前にバチカン国務省の職員の承認を得ています。現在イタリア語、英語、フランス語、中国語、韓国語、スペイン語で発行されています。
この数多くの記事の中から、興味深いものを厳選しお届けしてまいります。
今回は、「バチカンと日本 100年プロジェクト」のクラウドファンディングによる文化交流パートナーの支援者特典(リターン品)として冊子版を刊行いたしますが、それに先駆け、どなたでもお読みいただけるデジタル版(0号パイロット版)を、9月22日より3回にわたって「バチカンと日本 100年プロジェクト」の公式サイト(https://vj100.jp/lcc/ )にて公開いたします。
(1回目:9月22日 2回目:10月15日 3回目:11月15日 〈予定〉)
是非、この機会に、創刊170年!最古のカトリックジャーナル「La Civiltà Cattolica(ラ・チビルタ・カットリカ)」をお楽しみください。
新たな発見!見識を覆す大きな成果!今、知られざる歴史ロマンを目撃する! !
バチカンと日本のヴェールに包まれた歴史の交流、その解明の扉がいま開かれる―100年プロジェクト
●主催
公益財団法人 角川文化振興財団
●共催
朝日新聞社
●協賛
NTTデータ、凸版印刷、みずほ銀行、KADOKAWA
●後援
教皇庁文化評議会、カトリック中央協議会、イタリア大使館、イタリア文化会館
長崎県、長崎市、大村市、五島市
バチカンと日本 100年プロジェクト 公式サイト https://vj100.jp/