掲載開始日 2021年01月21日
本の街を舞台にした小説が「2021年本屋大賞」ノミネート!『この本を盗む者は』著者の深緑野分さんよりコメント到着!
“読長町プロジェクト”全国に広がる
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)が2020年10月8日に発売した、深緑野分著『この本を盗む者』が「2021年本屋大賞」にノミネートされました。著者よりコメントが届きましたのでご紹介します!
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)が2020年10月8日に発売した、深緑野分著『この本を盗む者』が「2021年本屋大賞」にノミネートされました。著者よりコメントが届きましたのでご紹介します!
著者 深緑野分さんより
本の街を舞台にした本が本屋大賞の候補に選ばれ、とても嬉しく思います。
作中の登場人物、春田君も喜んでいることでしょう(書店員として投票したかもしれませんが)。
読長町の書店たちも候補作を並べ、盛り上がっているに違いありません。
本作は、本の街「読長町(よむながまち)」を舞台に描かれる本泥棒と2人の少女の物語です。
「もしも“読長町”があったら……」という想像をもとに架空の住所を作り、本書を応援くださっている書店さんを街にご招待するという“読長町プロジェクト”が全国に広がり、現在、参加していただいている書店さんは100店舗を超えています。
★プロジェクトの詳細はこちらから
https://kadobun.jp/special/konohon/yomunagamachi_prj.html
★本屋大賞の詳細はこちらから
公式サイト:https://www.hontai.or.jp/
大賞作品の発表は4月14日(水)に行われます。
【「このぬす」PV】※「このぬす」は本書の通称です。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=Y3BGbVg21L0 ]
【「このぬす」TOPICS】
1.全国の書店に架空の住所が出現!? 深緑野分の最新小説が書店員のものづくり魂に火をつけた!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007658.000007006.html
2.矢部太郎さん描き下ろしの4コマ漫画公開!「大切な一冊になりました」と絶賛の深緑野分『この本を盗む者は』発売中!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007615.000007006.html
3.読長町(よむながまち)プロジェクト始動!さらに、全国の書店員の投票で決まる「書店員賞」発表!
https://kadobun.jp/special/konohon/yomunagamachi_prj.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007600.000007006.html
4. わずか2ページであなたの心もわしづかみ!話題沸騰!推薦コメント&感動・共感の声、続々!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007568.000007006.html
5.本書の装画は、深緑作品としても初の試みとなるコンペで決定。応募総数130点の中から選出!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007367.000007006.html
6.特設サイト:PVをはじめ、本書に関する情報をお届けします!
https://kadobun.jp/special/konohon/
7.試し読み:ゲーム好き、アニメ好きも必読!
著者・深緑野分、渾身の作中作、スチームパンクのパートを特別公開中!
https://kadobun.jp/trial/kononusu3/qzizpzpk4sg4.html
『この本を盗む者は』について
本に夢中になった、いつかの自分に会いにゆこう
【STORY】
書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。
“この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる”
本の呪い(ブック・カース)が発動し、街は物語の世界に姿を変えていく。泥棒を捕まえない限り元に戻らないと知った深冬は、私立探偵が拳銃を手に陰謀に挑む話や、銀色の巨大な獣を巡る話など、様々な本の世界を冒険していく。やがて彼女自身にも変化が訪れて――。
「それは、深冬ちゃんが“今読むべき本に呼ばれた”んじゃないのかな」
【書誌情報】
書名:この本を盗む者は
著者:深緑野分
発売:2020年10月8日(木)
※電子書籍同日配信/特典:「書店員賞」候補作品10点のイラストギャラリーを収録
定価:本体1,500円+税
装丁:鈴木成一デザイン室
装画:宮崎ひかり
判型:四六判上製
頁数:344頁
ISBN:9784041092699
初出:「文芸カドカワ」2018年8月号~2019年6月号
発行:株式会社KADOKAWA
★情報ページ:
https://www.kadokawa.co.jp/product/321912000257/
著者について 深緑野分(ふかみどり のわき)
1983年神奈川県生まれ。2010年「オーブランの少女」が第7回ミステリーズ!新人賞佳作に入選。13年、入選作を表題作とした短編集でデビュー。15年に刊行した長編小説『戦場のコックたち』で第154回直木賞候補、16年本屋大賞7位、第18回大藪春彦賞候補。18年刊行の『ベルリンは晴れているか』では第9回Twitter文学賞国内編第1位、19年本屋大賞第3位、第160回直木賞候補、第21回大藪春彦賞候補になる。
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