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掲載開始日 2020年09月10日

角川新書9月の新刊は歴史と健康。読書の秋、健康に留意しつつ骨太の歴史書を味わってください! 最新研究が明らかにする戦国のリアル『戦国の忍び』、代謝の知識を専門医が伝授する『代謝がすべて』など計3作品

このたび、株式会社KADOKAWAは角川新書の新刊計3作品を9月10日(木)に発売いたします。
“忍び”は実在した! 武田氏、真田氏研究の第一人者がこれまでの戦国史研究を揺るがす『戦国の忍び』(平山優)、専門医が「代謝」を徹底解説し、代謝にいい生活を送るためのノウハウを紹介する『代謝がすべて やせる・老いない・免疫力を上げる』(池谷敏郎)、第二次世界大戦で最も有名な将軍、ロンメルの激戦を描いた名著の復刊! 大木毅氏による監訳者解説も収録した『ロンメル将軍 副官が見た「砂漠の狐」』(ハインツ・ヴェルナー・シュミット)が登場! ぜひこの機会にお手に取りください。
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発行:株式会社KADOKAWA 体裁:新書判 ※地域により発売日が前後する場合があります。
電子書籍も発売中!

【各作品概要】



『戦国の忍び』
戦国時代の合戦の裏では、本当に「忍者」が活躍していた! 史料を丹念に読み解き、その驚きの実態を明らかにする。これまでの戦国合戦研究を覆す、気鋭の歴史学者による最新研究!

[著者プロフィール] 平山 優(ひらやま・ゆう)
1964年、東京都生まれ。立教大学大学院文学研究科博士前期課程史学専攻(日本史)修了。専攻は日本中世史。山梨県埋蔵文化財センター文化財主事、山梨県史編さん室主査、山梨大学非常勤講師、山梨県立博物館副主幹を経て、山梨県立中央高等学校教諭。2016年放送の大河ドラマ「真田丸」の時代考証を担当。著書に、『真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実』『武田氏滅亡』『戦国大名と国衆』(角川選書)、『天正壬午の乱 増補改訂版』『武田信虎 覆される「悪逆無道」説』(戎光祥出版)、『真田三代』『真田信之 父の知略に勝った決断力』(PHP新書)などがある。

定価:本体900円+税 / 頁数:352ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321911000009/




『代謝がすべて やせる・老いない・免疫力を上げる』
肥満・不調・病気の原因になる「代謝」を徹底解説。代謝の良い筋肉をつくる。病気に強い血管・内臓を手に入れる。そして、内臓脂肪を上手に燃やす……ユルんだお腹をロジカルに追い込むための「健康の教養」!

[著者プロフィール] 池谷敏郎(いけたに・としろう)
池谷医院院長、医学博士。1962年、東京都生まれ。東京医科大学医学部卒業後、同大学病院第二内科に入局。97年、医療法人社団池谷医院理事長兼院長に就任。専門は内科、循環器科。現在も臨床現場に立つ。生活習慣病、血管・心臓などの循環器系のエキスパートとして、数々のテレビ出演、雑誌・新聞への寄稿、講演など多方面で活躍中。東京医科大学循環器内科客員講師、日本内科学会認定総合内科専門医、日本循環器学会認定循環器専門医。著書に『50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える 内臓脂肪を落とす最強メソッド』(東洋経済新報社)、『「末梢血管」を鍛えると、血圧がみるみる下がる!』(三笠書房)、『血管を強くして突然死を防ぐ!』(PHP文庫)など多数がある。

定価:本体880円+税 / 頁数:256ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322002000121/




『ロンメル将軍 副官が見た「砂漠の狐」』
「名将」として今も名高いロンメルの副官で、のち重火器中隊長に転出し、相次ぐ激戦で指揮を執った男が間近で見たロンメルの姿を描く。 勝利と敗北が二転三転する戦場でロンメルはいかに行動し、采配をふったのか?
1950年に南アフリカで刊行された『ロンメル将軍』(原題は "With Rommel in the Desert" 『ロンメルとともに砂漠で』)はベストセラーになり、翌年にはイギリスの出版社からも新版が出されて、英語圏に広まった。また、南アフリカ版刊行と同じ年には、ドイツ語版も出版されている。そして、1971年には、角川文庫から邦訳版が刊行されたのである。本書はその後のロンメルの「名将」イメージに大きな影響も与えることになった。

[著者プロフィール] ハインツ・ヴェルナー・シュミット
1916-2007。南アフリカ生まれ。ドイツ人の両親の下に生まれる。第二次世界大戦では南アフリカ軍ではなくドイツ軍に志願。ポーランド戦に従軍したが、その後、アフリカ経験を買われて、イタリア領エリトリアに派遣された。同地がイギリス軍の攻撃によって失陥したのち、ドイツ・アフリカ軍団に配属され、ロンメルの伝令将校となった。のち重火器中隊長に転出し、さまざまな激戦でドイツ軍部隊の指揮を執った。戦後、シュミットは南アフリカに戻る。北アフリカの想い出を書き綴ったのが本書『ロンメル将軍』で、ベストセラーになった。

訳:清水政二(しみず・せいじ)
1905年生まれ。88年没。翻訳家。訳書に『ロンメル将軍』(デズモンド・ヤング、ハヤカワ文庫NF)、『機長席』(ロバート・J・サーリング、早川書房)、『ニューヨーク侵略さる』(レオナード・ウイバーリー、講談社)など。

監訳・解説:大木 毅(おおき・たけし)
現代史家。1961年東京生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。千葉大学その他の非常勤講師、防衛省防衛研究所講師、国立昭和館運営専門委員、陸上自衛隊幹部学校(現陸上自衛隊教育訓練研究本部)講師等を経て、現在著述業。『独ソ戦』(岩波新書)で新書大賞2020大賞を受賞。主な著書に『「砂漠の狐」ロンメル』『戦車将軍グデーリアン』(角川新書)、『ドイツ軍攻防史』(作品社)、訳書に『「砂漠の狐」回想録』『マンシュタイン元帥自伝』『ドイツ国防軍冬季必携教本』『ドイツ装甲部隊史』(以上、作品社)など多数。

定価:本体1,300円+税 / 頁数:384ページ 
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321909000009/