掲載開始日 2020年04月08日
緊急重版!! 25年も前にコロナウイルスの脅威を予見していた!? 篠田節子のパンデミック・ミステリ『夏の災厄』試し読み公開中
本書はパンデミックが蔓延しつつある現代社会における予言書的な寓話だ!――海堂尊
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)より、2015年に発売した篠田節子氏の小説『夏の災厄』(角川文庫)の緊急重版が決定いたしました。
このたびの緊急重版を記念して、現在、文芸WEBマガジン「カドブン」(https://kadobun.jp/)にて、本書の試し読みを公開中です。
25年前に発表された本書。今日の状況を予見しただけでなく、この災厄を乗り越えるためのヒントも提示されており、今こそ手にとっていただきたい一冊です。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/7006/table/6988_1.jpg ]
文芸WEBマガジン「カドブン」( https://kadobun.jp/ )にて、本作の試し読み&海堂尊氏による解説を公開中!
◆25年前、すでに警鐘は鳴らされていた――。
コロナウイルスの脅威を予見した、パンデミック・ミステリ『夏の災厄』試し読み!(全6回)
試し読み第1回:https://kadobun.jp/trial/natsunosaiyaku/3r62yz7wz5wk.html
◆『夏の災厄』解説:海堂尊「本書はパンデミックが蔓延しつつある現代社会における予言書的な寓話だ!」
https://kadobun.jp/reviews/9733ojobme4g.html
25年も前に今日の危機を予見していた驚愕&戦慄のパニック・ミステリ!『夏の災厄』とは?
平凡な郊外の町に、災いは舞い降りた。熱に浮かされ、けいれんを起こしながら倒れる住民が続出。彼らは日本脳炎と診断された。撲滅されたはずの伝染病が、なぜ今頃蔓延するのか? 保健センターの職員による感染防止と原因究明は、後手に回る行政の対応や大学病院の圧力のため難航する。その間にもウイルスは住民の肉体と精神をむしばみ続け――。
◆書誌情報
角川文庫『夏の災厄』篠田節子
定価: 924円(本体840円+税)
発行:株式会社KADOKAWA
ISBN:978-4-04-102812-4
書誌ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321411000060/
◆著者略歴
篠田節子(しのだ・せつこ)
1955年東京生まれ。1990年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。1997年『ゴサインタン ―神の座ー』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞、15年『インドクリスタル』で第10回中央公論文芸賞、19年『鏡の背面』で第53回吉川英治文学賞を受賞。
「カドブン」について
作家と読者の橋渡し役を担う文芸の編集者自らが、 読者の皆様へ出来る限り近い距離で「物語」の面白さを伝え、 読書の楽しみを伝えたいとの願いから生まれたメディアです。 「物語」を愛するすべての人へ向けた、 作家インタビューや書評、 特集企画等のコンテンツを配信します。
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