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『蜜蜂と遠雷』で泣いたあとは『ドミノ』で驚くべし。あの傑作がパワーアップして戻ってきた！

私にとってもラッキーな作品です。読んだあなたの開運をお祈りします！
――恩田陸

スピード感溢れるパニックコメディとして人気を博した『ドミノ』（https://www.kadokawa.co.jp/product/200302000631/）の発売からおよそ20年。
株式会社KADOKAWA（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：松原眞樹）は、恩田陸氏の最新作『ドミノin上海』（https://www.kadokawa.co.jp/product/321908000115/）を2020年2月4日（火）に発売しました。

上海のホテル「青龍飯店」で、25人（と3匹）の思惑が重なり合う――。
もつれ合う人々、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが次々と倒れてゆく。
上海編（新作）から読むも良し、東京編（前作）から読むも良し！
圧巻のエンタテインメントをお楽しみください。


最新作『ドミノin上海』について

はじまりの１ピースが倒されたとき、２５人（と３匹）の運命が変わっていく。
◆あらすじ
小型の美術品ばかりを狙う窃盗集団《ゴースト・キッドナッパーズ》。その被害に遭った幻の至宝「蝙蝠(こうもり)」が上海に持ち込まれた。闇競りを仕掛ける構成員と、捜査に心血を注いできた警察の駆け引き――緊張が頂点に達したその一日、オカルト映画の撮影隊に速さ自慢の寿司デリバリー、借金まみれの芸術家、さらには故郷を目指すパンダまで、そこに居合わせた見知らぬ者同士の運命が絡み合う！
張り巡らされた魔術(マジック)に酔いしれよ！圧巻のエンタテインメント！

◆書誌情報
発売：2020年2月4日（火）
※電子書籍：ストアによって配信日が異なる場合があります。
定価：本体1700円＋税
頁数：568頁
体裁：四六判上製・単行本
装丁：鈴木成一デザイン室
装画：若林夏
発行：株式会社KADOKAWA
初出：「小説 野性時代」2011 年11 月号～2019 年8 月号（不定期連載）
https://www.kadokawa.co.jp/product/321908000115/


【関連情報】
「小説　野性時代」2020年3月号（2月13日発売予定）にて、
『ドミノin上海』刊行記念・恩田陸を総力特集！
本邦初公開となる、恩田さんの若き日の「直筆イラスト満載の創作メモ」24頁を含む
全56頁の大ボリュームでお届けいたします！

発売予定：2020年2月13日
定価：本体800円＋税
体裁：A5判・ムック
頁数予定：544頁
https://www.kadokawa.co.jp/product/321901000097/


シリーズ既刊『ドミノ』について

些細な事件が大騒動に発展していく、パニックコメディの大傑作！
一億円の契約書を待つ生保会社のオフィス。下剤を盛られた子役の麻里花。推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。昼下がりの東京駅、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが倒れてゆく！

◆書誌情報
定価：本体640円＋税
発売：2004年1月24日
体裁：文庫判
レーベル名：角川文庫
（※単行本発売：2001年7月30日）
https://www.kadokawa.co.jp/product/200302000631/


著者紹介　恩田　陸 （おんだ　りく）

1964年、宮城県出身。91年、第3回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となり、『六番目の小夜子』でデビュー。2005年、『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞、第2回本屋大賞受賞。06年、『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門賞受賞。07年、『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞受賞。17年、『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞受賞。主な著作に『ネバーランド』『黒と茶の幻想』『上と外』『ドミノ』『チョコレートコスモス』『私の家では何も起こらない』『夢違』『雪月花黙示録』『失われた地図』『歩道橋シネマ』など。