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掲載開始日 2019年09月20日

“逃げろ、この世界のすべてから” 映画「楽園」で話題!吉田修一最新作『逃亡小説集』10月4日(金)発売&サイン会開催!



株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は、吉田修一著『逃亡小説集』(https://www.kadokawa.co.jp/product/321806000260/)を10月4日(金)に発売いたします。本作は、吉田氏のライフワークともいえる小説集の第2弾。
職を失った男。転落した元アイドル。道ならぬ恋に落ちた男女。消息を絶った郵便配達員。彼らが逃げた先に、安住の地はあるのか? 人生の断面を切り取る4つの物語です。


サイン会について

日時:2019年10月8日(火)19:00開始
会場:紀伊國屋書店新宿本店1階ひろば特設会場
※詳しくはこちらまで
https://www.kinokuniya.co.jp/contents/pc/store/Shinjuku-Main-Store/20190920095929.html


メディアミックス情報

吉田氏の最高傑作と評される第1弾『犯罪小説集』が映画化!2019年10月18日より全国公開!
出監督・脚本 瀬々敬久 公式サイト https://rakuen-movie.jp/

★映画「楽園」公開記念特別対談
文芸WEBマガジン「カドブン」で読めます!
https://kadobun.jp/feature/talks/97.html



最新作『逃亡小説集』について

◆あらすじ
「もう、いいよ……。もう、逮捕でもなんでもしてくれんね」
高校卒業後、地元の北九州を出て職を転々とし、夜逃げした先輩の借金を返すも、年老いた母親を抱えて途方に暮れていた秀明は、その母親を乗せた車で一方通行違反で捕まった時、自分の中でついに何かがあふれてしまった。そのまま警察を振り切り、逃走を始めた秀明に、去来するものとは……(「逃げろ九州男児」)
一世を風靡しながら、転落した元アイドル。道ならぬ恋に落ちた、教師と元教え子。そして、極北の地で突如消息を絶った郵便配達員。
彼らが逃げた先に、安住の地はあるのか。人生の断面を切り取る4つの物語。

◆書誌情報
発売予定:2019年10月4日(金)※電子書籍同日配信予定
定価:本体1,600円+税
体裁:四六判並製 単行本
頁数:216頁
ISBN:9784041073872
発行:株式会社KADOKAWA
初出:「小説 野性時代」(KADOKAWA)2019年7月~10月
「逃げろ九州男児(掲載時「北九州市/13キロ」)」7、8月号
「逃げろ純愛」10月号
「逃げろお嬢さん」8、9号
「逃げろミスター・ポストマン」10月号
★豪華函入り「愛蔵版」10月21日発売予定(定価:本体2,500円+税 )



シリーズ情報 ※シリーズは第3弾『恋愛小説集』で完結予定

第1弾『犯罪小説集』
人はなぜ、罪を犯すのか? 『怒り』『国宝』の著者、最新文庫化!



◆あらすじ
田園に続く一本道が分かれるY字路で、一人の少女が消息を絶った。犯人は不明のまま十年の時が過ぎ、少女の祖父の五郎や直前まで一緒にいた紡は罪悪感を抱えたままだった。だが、当初から疑われていた無職の男・豪士の存在が関係者たちを徐々に狂わせていく……。(「青田Y字路」)痴情、ギャンブル、過疎の閉鎖空間、豪奢な生活……幸せな生活を願う人々が陥穽に落ちた瞬間の叫びとは? 人間の真実を炙り出す小説集。
★情報ページ https://www.kadokawa.co.jp/product/321806000259/

◆書誌情報
発売:2018年11月22日(木)※電子書籍配信中
定価:本体640円+税
体裁:文庫判
頁数:384頁
レーベル名:角川文庫
ISBN:9784041073865
発行:株式会社KADOKAWA


著者紹介

吉田修一(よしだ しゅういち)
長崎県生まれ。97年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞し、デビュー。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞、『パーク・ライフ』で第127回芥川賞を受賞。07年『悪人』で第61回毎日出版文化賞と第34回大佛次郎賞を受賞。10年『横道世之介』で第23回柴田錬三郎賞を受賞。19年『国宝』で芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞を受賞。本作は、今秋『楽園』として映画化される原作『犯罪小説集』に続き、著者のライフワークである小説集第2弾。第3弾に『恋愛小説集』を予定。
★9月30日(月)、小学館より『アンジュと頭獅王』発売!
https://www.shogakukan.co.jp/books/09386550