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掲載開始日 2019年03月29日

日本の俳壇・短壇の最高の業績を讃える大賞!「第53回 蛇笏賞・迢空賞」の受賞作が決定!!

日本の文化振興に寄与するための事業を手掛ける公益財団法人 角川文化振興財団(所在地:東京都千代田区富士見1-12-15 理事長:角川歴彦)は、「第53回 蛇笏賞・迢空賞」の選考委員会を2019年3月27日(水)、28日(木)にて開催しました。


「第53回 迢空賞」は、                                     内藤 明(ないとう あきら)氏 歌集『薄明の窓(はくめいのまど)』(2018年5月 砂子屋書房刊)が受賞!
「第53回 蛇笏賞」は、 大牧 広(おおまき ひろし)氏 句集『朝の森(あさのもり)』(2018年11月 ふらんす堂刊)が受賞!




 この度、昭和42年に設立されて以来、今年53回目を数える俳句・短歌界の最高の業績を讃える大賞、「迢空賞」(短歌部門)と「蛇笏賞」(俳句部門)の選考委員会が、東京・飯田橋の「ホテルメトロポリタンエドモンド」および、東京・飯田橋の「かぐら坂 志満金」において開催され、以上の受賞者、受賞作品が決定致しました。

「蛇笏賞」「迢空賞」とは、日本詩歌の興隆に力をつくされた飯田蛇笏先生、釈迢空(折口信夫)先生の遺徳を敬慕し、世世に語り継ぎ、日本詩歌の振興に一層の努力を期すことを目的に設立された賞である。

受賞の詳細は以下の通りです。



【第53回 迢空賞】

●2019年3月27日(水)東京・飯田橋の「ホテルメトロポリタンエドモンド」にて選考委員会を開催。



受賞


内藤 明(ないとう あきら)氏  
歌集『薄明の窓(はくめいのまど)』(2018年5月 砂子屋書房刊)




『虚空の橋』(2015年刊)につぐ第6歌集。2008年から2015年頃までの作品から、自選した544首を収録。


略歴
1954(昭和29)年8月10日、東京都大田区生まれ。64歳。
早稲田大学大学院文学研究科単位取得満期退学。在学中の1975年「まひる野」に入会。
1982年に武川忠一の歌誌「音」の創刊に参加。
早稲田大学社会科学部・同大学大学院社会科学研究科教授。上代文学会理事。現代歌人協会賞選考委員、歌壇賞選考委員、宮中歌会始の儀選者。

歌集
『斧と勾玉』『海境の雲』『壺中の空』『虚空の橋』ほか。

著書
『正岡子規 斎藤茂吉』『うたの生成・歌のゆくえ-日本文学の基層を探る』ほか。

受賞歴
2004年 第54回芸術選奨文部科学大臣新人賞、第9回寺山修司短歌賞(歌集『斧と勾玉』)
2014年 第50回短歌研究賞(作品「ブリッジ」30首)
2015年 第2回佐藤佐太郎短歌賞、第20回若山牧水賞(歌集『虚空の橋』)


[表1: https://prtimes.jp/data/corp/7006/table/5687_1.jpg ]




【第53回 蛇笏賞】


●2019年3月28日(木)に東京・飯田橋の「かぐら坂 志満金」にて選考委員会を開催。


受賞


大牧広(おおまき ひろし)氏
句集『朝の森(あさのもり)』(2018年11月 ふらんす堂刊)




『地平』(2016年刊)につぐ第10句集。2016年から2018年までの作品から325句を収録。

略歴
1931(昭和6)年4月12日、東京生まれ。87歳。
1965年「馬酔木」「鶴」に入会。1970年「沖」に入会し、能村登四郎、林翔に師事。1989年「港」を創刊、主宰。
現代俳句協会名誉会員、国際俳句交流協会会員、日本ペンクラブ会員、日本文藝家協会会員。

句集
『父寂び』『某日』『午後』『昭和一桁』『風の突堤』『冬の駅』『大森海岸』『正眼』
『地平』ほか。

著書
『いのちうれしき』『俳句・その地平』『自句自解IIベスト100大牧広』ほか。

受賞歴
1972年 沖新人賞
1983年 沖賞
2009年 第64回現代俳句協会賞
2015年 第30回詩歌文学館賞、第4回与謝蕪村賞、第3回俳句四季特別賞(句集『正眼』)
2016年 第15回山本健吉賞
2018年 文學の森特別賞(エッセイ集『俳句・その地平』)


[表2: https://prtimes.jp/data/corp/7006/table/5687_2.jpg ]



「蛇笏賞」「迢空賞」とは
http://www.kadokawa-zaidan.or.jp/kensyou/dakotu/
角川文化振興財団 公式サイト
http://www.kadokawa-zaidan.or.jp/

【本件に関するお問合せ先】
公益財団法人 角川文化振興財団
『迢空賞・蛇笏賞』係 太田
TEL:03-5211-5155/FAX:03-5211-5252