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掲載開始日 2025年02月05日

【発売即重版!】ラランド・ニシダによる小説集『ただ君に幸あらんことを』が話題

デビュー作『不器用で』も5刷決定!







お笑いコンビ「ラランド」ニシダ氏が「家族」をテーマに執筆した話題の小説『ただ君に幸あらんことを』(2025年1月31日刊)。このたび、株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区)は、発売から1週間を待たずに重版を決定しました。その勢いは本作にとどまらず、デビュー作『不器用で』(23年7月24日刊)も5刷が決まりました。



【作品情報】『ただ君に幸あらんことを』



話題となったデビュー作『不器用で』に続く本作は、「家族」を共通のテーマとする二作品を収録した小説集。特に著者自身の経験が着想のきっかけとなった表題作に、SNSでも読者からの感動や共感の声が多数寄せられています。



『ただ君に幸あらんことを』について



◆収録作品

「国民的未亡人」

誰もが知るスター俳優であった夫を亡くした私は、一般人にして有名「未亡人」となった。

夫との美しい思い出とともに逗子で静かな暮らしを送っていたが、三回忌を迎え、TVの追悼特番に出演するため東京へ向かう。



「ただ君に幸あらんことを」

大学受験期に僕が母から受けてきた酷い仕打ちを、今は六歳下の妹が受けている。

一人暮らしの家に妹を避難させ、母との間に入って守ろうとするが、僕自身の傷がうずき出していた。







◆推薦コメント

自分からはかけ離れた人たち。

でもこの救いたさと信じたさ、後悔には皆覚えがあるはずだ。

――金原ひとみ氏



深く刺さって抜けない棘のような思い出。

名前のなかった感情たちを見事に描写して、優しく呪いを解いてくれる。

――佐久間宣行氏



◆著者コメント

ラランドニシダです。

二冊目の小説を出すことになりました。本当は去年の夏に出す予定でしたが、気がつけば冬になり、年も越していました。

二冊も出させていただいたということは、結構な量の木を切り倒したということ。その自覚を持って、今後も書き続けたい。なので皆様ぜひ買って、読んでください。



◆書誌情報





書名:ただ君に幸あらんことを

著者:ニシダ

発売:2025年1月31日(金) ※電子書籍配信中

定価:1,760円(本体1,600円+税)

体裁:四六判上製 単行本

頁数:224頁

装丁:池田進吾(next door design)

装画:辻本大樹

ISBN:9784041146583

発行:株式会社KADOKAWA

初出:「小説 野性時代」

詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322310001093/



デビュー作『不器用で』について







鬱屈した日常を送るすべての人に突き刺さる、ラランド・ニシダの初小説!

繊細な観察眼と表現力が光る珠玉の5篇。



◆収録作品

「遺影」

「アクアリウム」

「焼け石」

「テトロドトキシン」

「濡れ鼠」



◆書誌情報

書名:不器用で

著者:ニシダ

発売:2023年7月24日(月)※電子書籍配信中

定価:1,760円(本体1,600円+税)

体裁:四六判上製 単行本

頁数:208頁

装丁:池田進吾(next door design)

装画:noa1008

ISBN:9784041131138

発行:株式会社KADOKAWA

初出:「カクヨム」「小説 野性時代」

詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322207000260/



著者プロフィール







ニシダ

1994年7月24日生まれ、山口県宇部市出身。2014年、サーヤとともにお笑いコンビ「ラランド」を結成。23年、初の小説集『不器用で』を刊行。

ラランド公式サイト:https://www.lalande.jp/