掲載開始日 2024年03月19日
圧巻の試合シーンに徹夜必至!増田俊也の最新小説『七帝柔道記II 立てる我が部ぞ力あり』3月18日発売。みんな泣いた、青春小説の金字塔11年ぶり待望の続編!
「命をかけて最下位を脱出するんだ」 あの日の少年は青年となり、因縁の戦いに向かう。
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区)は、北海道大学柔道部を舞台にした増田俊也氏の自伝的青春小説、『七帝柔道記II 立てる我が部ぞ力あり』を2024年3月18日(月)に発売しました。
★書籍情報ページ:
https://www.kadokawa.co.jp/product/322303002086/
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区)は、北海道大学柔道部を舞台にした増田俊也氏の自伝的青春小説、『七帝柔道記II 立てる我が部ぞ力あり』を2024年3月18日(月)に発売しました。
★書籍情報ページ:
https://www.kadokawa.co.jp/product/322303002086/
血と汗と涙と、笑いと感動の青春小説
『七帝柔道記II 立てる我が部ぞ力あり』は、旧帝国大学七校(北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学)のみで戦われる寝技中心の「七帝柔道(ななていじゅうどう)」に青春のすべてを捧げる、北大柔道部員たちの姿を描いた自伝的小説です。
前作『七帝柔道記』(単行本 2013年2月/KADOKAWA刊)は、主人公・増田が下級生時代の物語。年に一度開催される「七帝戦」で優勝するというただ一つの目標に向かって、想像を絶する練習の日々を送る北大柔道部員たち。著者の増田氏が夭折(ようせつ)した後輩への鎮魂歌として「泣きながら書き続けた」というこの小説は、柔道の話でありながら誰もが共感する普遍的な人間ドラマと評され、各界で大反響を呼びました。
続編を望む声も数多く寄せられ、11年の時を経て満を持して刊行した本作品。最下位から這い上がり、かつて無敵を誇った名門・北大を復活させるため、副主将となった増田が部内外の仲間たちに支えられながらチームを率いていく、涙と笑いと感動の物語です。圧巻の試合シーンは必読!熱い人間ドラマにご注目ください。
※七帝柔道(ななていじゅうどう)
この七帝柔道は、北大のほか、東北大・東大・名大・京大・阪大・九大の旧帝国大学七校だけに戦前から受け継がれる特異な柔道で、寝技技術だけが発達し、試合が始まるや両者とも寝て延々と寝技を戦う。立技をかけずに自分からいきなり寝る「引き込み」が許されているからだ。また、場外がなく勝負は一本勝ちのみ、寝技膠着(こうちゃく)の「待て」もないデスマッチルールである。(本文より抜粋)
KADOKAWA文芸WEBマガジン「カドブン」で大ボリュームの試し読み公開中!
『七帝柔道記II 立てる我が部ぞ力あり』
https://kadobun.jp/trial/nanateijudoki2/entry-87768.html
『七帝柔道記』
https://kadobun.jp/trial/nanateijudoki/entry-87769.html
前作を超える血と汗と、涙―― 最後の夏に挑む、待望の続編
『七帝柔道記II 立てる我が部ぞ力あり』について
◆あらすじ
意味があるかは分からない。『それでも、勝ちたい』
15人vs15人の団体戦、一本勝ちのみ、場外なし、参ったなし。旧七帝国大学のみで戦われる、寝技中心の異形の柔道「七帝柔道」。それに憧れ、増田俊也は2浪の末に北海道大学に入学した。しかしかつて無敵を誇った名門・北大柔道部は、旧七帝大同士で競う大会・七帝戦で、2年連続最下位であった。さらに増田の1年、2年の七帝戦でも1勝も出来ず、主力の上級生たちはみな引退してしまう。かつてない絶望的なチーム状況の中、果たして北大、復活なるか。副主将となった増田は主将の竜澤とともに、部内外の仲間たちに支えられながらチームを率いていく--。
◆書誌情報
作品名:七帝柔道記II 立てる我が部ぞ力あり
(ななていじゅうどうきつー たてるわがぶぞちからなり)
著者名:増田俊也
発 売:2024年3月18日(月)★電子書籍同日配信
定 価:2,200円 (本体2,000円+税)
頁 数:488頁
体 裁:四六判並製 単行本
装 丁:天野昌樹
撮 影:吉澤広哉
ISBN:9784041139424
発 行:株式会社KADOKAWA
初 出:「小説 野性時代」2023年6月号~12月号
https://www.kadokawa.co.jp/product/322303002086/
著者プロフィール
増田 俊也(ますだ としなり)
1965年愛知県生まれ。2006年『シャトゥーン ヒグマの森』で「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞しデビュー。12年『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』で大宅壮一ノンフィクション賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。13年『七帝柔道記』で山田風太郎賞候補。他著に『VTJ前夜の中井祐樹 七帝柔道記外伝』『北海タイムス物語』『猿と人間』など。現在、名古屋芸術大学芸術学部客員教授。
既刊紹介
青春小説の金字塔!
『七帝柔道記』
◆あらすじ
主人公は、七帝柔道という寝技だけの特異な柔道が旧帝大にあることを知り、それに憧れて2浪して遠く北海道大学柔道部に入部する。
そこにあったのは、15人の団体戦、一本勝ちのみ、場外なし、参ったなし、という壮絶な世界だった。
しかし、かつて超弩級をそろえ、圧倒的な強さを誇った北大柔道部は七帝戦で連続最下位を続けるどん底の状態だった。
そこから脱出するために「練習量が必ず結果に出る」という言葉を信じて極限の練習量をこなす。
東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、ライバルの他の6校も、それぞれ全国各地で厳しい練習をこなし七帝戦優勝を目指している。
そこで北大は浮上することができるのか――。
偏差値だけで生きてきた頭でっかちの7大学の青年たちが、それが通じない世界に飛び込み、
今までのプライドをずたずたに破壊され、「強さ」「腕力」という新たなる世界で己の限界に挑んでいく。
個性あふれる先輩や同期たちに囲まれ、日本一広い北海道大学キャンパスで、吹雪の吹きすさぶなか、
練習だけではなく、獣医学部に進むのか文学部に進むのかなどと悩みながら、大学祭や恋愛、部の伝統行事などで、
悩み、苦しみ、笑い、悲しみ、また泣き、笑う。唯一の支えは、共に闘う仲間たちだった。そしてラストは――。
性別や年齢を超えてあらゆる人間が共有し共感できる青春そのものが、北の果て札幌を舞台に描かれる。
◆書誌情報
作品名:七帝柔道記(ななていじゅうどうき)
著者名:増田俊也
発売日:2017年02月25日
定 価:1,012円 (本体920円+税)
頁 数:640頁
体 裁:文庫判
ISBN:9784041042311
レーベル名:角川文庫
発行:株式会社KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/321601000167/