- 著者 吉成 信夫
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2025年06月23日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 300
- ISBN:
- 9784048115278
賑わいを創出する図書館 開館9ヶ月半で来館者100万人を達成した「みんなの森 ぎふメディアコスモス」の冒険
- 著者 吉成 信夫
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2025年06月23日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 300
- ISBN:
- 9784048115278
「年間来場者15万人から100万人へ」ミッションは無理難題に思えた――
【大きな環境変化の中にある公共図書館。創造、共創を経てどのような改革がなされ「成功事例」が生み出されたのか、具体的なエピソードと共に明らかにする】
この図書館がなぜ『賑わいのある図書館』の旗を掲げて
動き出して行ったのかをできる限り、
そのプロセスとともに書いたつもりである。(略)
公共図書館は大きな環境変化の中にいる。
非正規雇用職員の増加や指定管理者への委託も目立つ。
中央図書館から始まった改革が
図書館を含めた複合文化施設全体にまで浸透し、
メディアコスモスが、まちや人々との関係性にどのような影響や
イメージを与え続けて来たのかについても後半で述べる。
中心市街地の賑わいにどのような役割を図書館が果たせるかは、
これからも全国各地の市町村の大きな課題であり期待でもあるので、
私たちの取り組みが、何かの励ましや役に
立つことができればということは私の願いでもある。(略)
では、今も年間130万人もの来館者を数える
賑やかで楽しい図書館は、どうやって生み出されて来たのか。
ものがたりを語り始めて行こう。
(本書「はじめに」より)
この図書館がなぜ『賑わいのある図書館』の旗を掲げて
動き出して行ったのかをできる限り、
そのプロセスとともに書いたつもりである。(略)
公共図書館は大きな環境変化の中にいる。
非正規雇用職員の増加や指定管理者への委託も目立つ。
中央図書館から始まった改革が
図書館を含めた複合文化施設全体にまで浸透し、
メディアコスモスが、まちや人々との関係性にどのような影響や
イメージを与え続けて来たのかについても後半で述べる。
中心市街地の賑わいにどのような役割を図書館が果たせるかは、
これからも全国各地の市町村の大きな課題であり期待でもあるので、
私たちの取り組みが、何かの励ましや役に
立つことができればということは私の願いでもある。(略)
では、今も年間130万人もの来館者を数える
賑やかで楽しい図書館は、どうやって生み出されて来たのか。
ものがたりを語り始めて行こう。
(本書「はじめに」より)
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
第1 章 岐阜をめざして
東京を離れて岩手へ
震災のあとで
手渡された一冊の本
SNSで流れてきた館長公募 ほか
第2章 今やれることはすべてやる。開館前の意識改革
暗中模索の日々の始まり
図書館の第一印象
初めての職員朝礼
朝礼を変えるための秘策
何を目指すのか。それがない
開館を駆け抜けるための秘策
全員でワークショップ ほか
第3 章 やらされごとからジブンゴトへ
コミュニケートするための武器をつくる
本棚を創るのは司書だけじゃない
展示グローブ
オブジェづくち
メッセージをPOPに込める
子どもの声は未来の声 ほか
第4 章 開館。興奮と狂騒の中で
オープンの日
司書たちの苦悩
館長の50選と開館までの歩み展示
心の叫びを聞け!掲示板 事始め
余波続く日々
本と人をつなぐトークの場に
みんなのおたからマップ
張り紙の憂鬱 ほか
第5 章 図書館がメディアコスモス全館を包み込んだ
シビックプライドを掲げて
メディコス全職員に訴える
若手プロジェクトチームの結成
アートでつなぐ市民協働
全館をつなぐ広報メディアを創ろう
シビックプライドプレイスを構想する
編集する力を身につける
どこコレ!展示の力 ほか
第6 章 プロデューサーの仕事を終えて図書館から「本のまちづくり」へ
伊東豊雄さんとの対話
これからの図書館にまちづくり視点は外せない
おしゃべりできる図書館への転換を
図書館をまちにひらく
市民参画、市民活動とどう交わるのか
本のまちづくりは始まっている ほか
東京を離れて岩手へ
震災のあとで
手渡された一冊の本
SNSで流れてきた館長公募 ほか
第2章 今やれることはすべてやる。開館前の意識改革
暗中模索の日々の始まり
図書館の第一印象
初めての職員朝礼
朝礼を変えるための秘策
何を目指すのか。それがない
開館を駆け抜けるための秘策
全員でワークショップ ほか
第3 章 やらされごとからジブンゴトへ
コミュニケートするための武器をつくる
本棚を創るのは司書だけじゃない
展示グローブ
オブジェづくち
メッセージをPOPに込める
子どもの声は未来の声 ほか
第4 章 開館。興奮と狂騒の中で
オープンの日
司書たちの苦悩
館長の50選と開館までの歩み展示
心の叫びを聞け!掲示板 事始め
余波続く日々
本と人をつなぐトークの場に
みんなのおたからマップ
張り紙の憂鬱 ほか
第5 章 図書館がメディアコスモス全館を包み込んだ
シビックプライドを掲げて
メディコス全職員に訴える
若手プロジェクトチームの結成
アートでつなぐ市民協働
全館をつなぐ広報メディアを創ろう
シビックプライドプレイスを構想する
編集する力を身につける
どこコレ!展示の力 ほか
第6 章 プロデューサーの仕事を終えて図書館から「本のまちづくり」へ
伊東豊雄さんとの対話
これからの図書館にまちづくり視点は外せない
おしゃべりできる図書館への転換を
図書館をまちにひらく
市民参画、市民活動とどう交わるのか
本のまちづくりは始まっている ほか