ユビキタス

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年03月26日
判型:
四六変形判
ページ数:
440
ISBN:
9784041159828

ユビキタス

  • 著者 鈴木 光司
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年03月26日
判型:
四六変形判
ページ数:
440
ISBN:
9784041159828

人間たち、完全に絶望せよ。日本ホラー界の帝王、16年ぶりの完全新作!

原因不明の連続突然死事件を調べる探偵の前沢恵子は、かつて新興宗教団体内で起きた出来事との奇妙な共通点を発見する。恵子と異端の物理学者・露木眞也は「ヴォイニッチ・マニュスクリプト」と事件との関連性に気づく。だがそのとき、東京やその近郊では多くの住民の命が奪われはじめていた――。

装画/Sarah Jarret 「Woodland Sleeper」
装幀/坂野公一(welle design)
原因不明の連続突然死事件を調べる探偵の前沢恵子は、かつて新興宗教団体内で起きた出来事との奇妙な共通点を発見する。恵子と異端の物理学者・露木眞也は「ヴォイニッチ・マニュスクリプト」と事件との関連性に気づく。だがそのとき、東京やその近郊では多くの住民の命が奪われはじめていた――。

装画/Sarah Jarret 「Woodland Sleeper」
装幀/坂野公一(welle design)

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

プロローグ
第1章 依頼
第2章 変死
第3章 解読
第4章 遍在
第5章 交換
第6章 突風
第7章 巫女
第8章 孤島
第9章 昇華
第10章 播種
エピローグ

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「ユビキタス」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 鈴木光司16年ぶりの新作(だったかな…?)、発売日に単行本を書店で購入。ワクワクしながら読み進める。背筋がゾクゾクするホラーを期待していると肩透かしを食らうかもしれない、かなりSF寄り。関東圏で続々と起きる 鈴木光司16年ぶりの新作(だったかな…?)、発売日に単行本を書店で購入。ワクワクしながら読み進める。背筋がゾクゾクするホラーを期待していると肩透かしを食らうかもしれない、かなりSF寄り。関東圏で続々と起きる原因不明の突然死事件に南極大陸やらヴォイニッチ手稿やら謎の宗教団体が複雑に絡み合うストーリーは、科学好きならかなり興味をそそられるもので大満足お腹いっぱい。だいぶ作風は違うけど、伝説の初代『リング』を貪るように読んで1ヶ月くらいトイレにまともに行けなくなった中学時代を思い出すくらいには面白かった。 …続きを読む
    かぷち
    2025年04月01日
    72人がナイス!しています
  • 南極の氷に封じられた太古のシアノバクテリアの恐怖を描くバイオホラーでありつつ、人類史を植物の視点から見るロマン溢れるSFでもある。鈴木光司が度々描く「天啓に取り込まれる恐怖と悦び」は本作でも健在。扉絵で 南極の氷に封じられた太古のシアノバクテリアの恐怖を描くバイオホラーでありつつ、人類史を植物の視点から見るロマン溢れるSFでもある。鈴木光司が度々描く「天啓に取り込まれる恐怖と悦び」は本作でも健在。扉絵で引用され本編でも大きな役割を果たすヴォイニッチ手稿の解釈と使い方も斬新で面白かった。マリファナや大麻、ベニテングタケなど植物や菌に含まれるアルカロイドが人間の意識を変性させるのは事実だし、森の中で樹木や菌が活発なやりとりを行っているという研究もある。言葉を生み出したものが植物というのは意外とあり得るのかも… …続きを読む
    佐倉
    2025年04月06日
    22人がナイス!しています
  • リングの人の本ということで、半分くらいな気持ちで購入。結果、割と面白かった!一気読みしちゃった。植物が人間を操っている説は面白い。最高の娯楽か。火葬な日本だとそりゃ滅多に味わえないよね笑 シアノバクテ リングの人の本ということで、半分くらいな気持ちで購入。結果、割と面白かった!一気読みしちゃった。植物が人間を操っている説は面白い。最高の娯楽か。火葬な日本だとそりゃ滅多に味わえないよね笑 シアノバクテリアの動機がやや薄いかもだけどまあ細かいことは気にしない。 …続きを読む
    おの
    2025年04月06日
    12人がナイス!しています

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