- 著者 蝉谷 めぐ実
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2025年01月24日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041157589
おんなの女房
- 著者 蝉谷 めぐ実
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2025年01月24日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041157589
小説賞2冠!面白さお墨付きの江戸歌舞伎恋愛譚、ついに文庫化!
ときは文政、ところは江戸。武家の娘・志乃は、歌舞伎を知らないままに役者のもとへ嫁ぐ。夫となった喜多村燕弥は、江戸三座のひとつ、森田座で評判の女形。家でも女としてふるまう、女よりも美しい燕弥を前に、志乃は尻を落ち着ける場所がわからない。
私はなぜこの人に求められたのか――。
芝居にすべてを注ぐ燕弥の隣で、志乃はわが身の、そして燕弥との生き方に思いをめぐらす。
女房とは、女とは、己とはいったい何なのか。
いびつな夫婦の、唯一無二の恋物語が幕を開ける。
第10回野村胡堂文学賞、第44回吉川英治文学新人賞、二冠の作品がついに文庫化!
カバーイラスト/おかざき真里
私はなぜこの人に求められたのか――。
芝居にすべてを注ぐ燕弥の隣で、志乃はわが身の、そして燕弥との生き方に思いをめぐらす。
女房とは、女とは、己とはいったい何なのか。
いびつな夫婦の、唯一無二の恋物語が幕を開ける。
第10回野村胡堂文学賞、第44回吉川英治文学新人賞、二冠の作品がついに文庫化!
カバーイラスト/おかざき真里
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
呼込
一、時姫
二、清姫
三、雪姫
四、八重垣姫
幕引
一、時姫
二、清姫
三、雪姫
四、八重垣姫
幕引
おんなの女房 が含まれている特集
「おんなの女房」感想・レビュー
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既読が二つ並んでいたので片一方を削除したら二つとも消えてしまった。残念ながら読後の感想には辿り着けないが⋯女形に嫁いだ武家の娘、その感情の起伏を汲み取って役に転ずる亭主、やがて観察の対象に対する感情に …続きを読む2025年01月30日43人がナイス!しています
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「武家から嫁いだこの女、芝居を知らず、役者も知らず、武家のお仕来りを舞台に持ち込む面皮の厚さ」…時姫、清姫、雪姫、八重垣姫といった歌舞伎の演目の中でも際立つ武家の姫たちの話にからめてそれを演じる女形燕 …続きを読む2025年03月26日12人がナイス!しています
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武家の娘・志乃は、歌舞伎の女形・燕弥に嫁いだ。燕弥は家でも女の姿で過ごし、役に入れば食の好みや性格も変わってしまう憑依型の役者。志乃に縁談を持ち込んだのも武家の“姫”を近くで観察するため、役作りのためで …続きを読む2025年02月12日10人がナイス!しています