壊れそうな君と、あの約束をもう一度

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
328
ISBN:
9784046841711
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壊れそうな君と、あの約束をもう一度

  • 著者 九条 蓮
  • イラスト ゆがー
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
328
ISBN:
9784046841711

2人の関係は、幼なじみから他人、同居人と変化を遂げ、これから――。

月城廉司は、高1の夏頃から疎遠になっていた幼なじみの少女・望月祈織と一つ屋根の下で暮らしている。
ただ、2人の間にできた時間的、精神的溝は浅くなく、関係を改善したいと思いながら何もできないまま高2の始業式を迎える。
祈織と同じクラスになり、これから彼女に歩み寄ろう、あの日にした「約束」を果たそうと、決意を新たにする廉司。
少しずつ関係は動きだす――と思われた矢先、廉司の秘密を知る愛華が告白をしてきて……。

他人にも特別な関係にもなれる。

近そうで遠い「幼なじみ」の2人が、すれ違い、成長して変化しながら歩んでいく。
大切なものをもう一度見つけるための青春の1ページ。


月城廉司は、高1の夏頃から疎遠になっていた幼なじみの少女・望月祈織と一つ屋根の下で暮らしている。
ただ、2人の間にできた時間的、精神的溝は浅くなく、関係を改善したいと思いながら何もできないまま高2の始業式を迎える。
祈織と同じクラスになり、これから彼女に歩み寄ろう、あの日にした「約束」を果たそうと、決意を新たにする廉司。
少しずつ関係は動きだす――と思われた矢先、廉司の秘密を知る愛華が告白をしてきて……。

他人にも特別な関係にもなれる。

近そうで遠い「幼なじみ」の2人が、すれ違い、成長して変化しながら歩んでいく。
大切なものをもう一度見つけるための青春の1ページ。


※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「壊れそうな君と、あの約束をもう一度」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 高1の夏頃から疎遠になっていた幼馴染の望月祈織と一つ屋根の下で暮らす月城廉司。事情があって他人、同居人と変化していく彼女との関係を描く青春小説。思春期にありがちな理由からすっかり疎遠になってしまった祈 高1の夏頃から疎遠になっていた幼馴染の望月祈織と一つ屋根の下で暮らす月城廉司。事情があって他人、同居人と変化していく彼女との関係を描く青春小説。思春期にありがちな理由からすっかり疎遠になってしまった祈織と、幼き日にかわした約束を果たそうと決意を新たにする廉司。しかし再び少しずつ関係が動き出していく中、愛華の積極的なアプローチがあったり、思わぬ誤解から決定的にすれ違ってしまう2人。お互い本当に言いたいことを言えない関係がもどかしかったですけど、それを乗り越えて確実に変わり始めた2人のこれからが楽しみですね。 …続きを読む
    よっち
    2024年10月25日
    43人がナイス!しています
  • この作品の一番の問題は何と言っても主人公でしょう。ヒロインに笑っていてほしい。幼い頃の約束を思い出してほしい。約束を果たさせてほしい。と願うのは構わないのですが、ヒロインと話し合うことすらせずに、一 この作品の一番の問題は何と言っても主人公でしょう。ヒロインに笑っていてほしい。幼い頃の約束を思い出してほしい。約束を果たさせてほしい。と願うのは構わないのですが、ヒロインと話し合うことすらせずに、一方的に気持ちを押し付けるって何がしたいんですかね。とにかく独りよがりとしか思えませんでしたし、後半の展開も強引さが目立つ。唯一良かったのはもう1人のヒロインかな。 …続きを読む
    オセロ
    2024年11月01日
    42人がナイス!しています
  • 人間関係について考えさせられる小説。読み進めるうちに何度も感動し、祈織と廉司が少しずつ関係を取り戻していく様子がとても素敵でした。また、言葉選びが素晴らしく、心理描写や情景描写が絶品。丁寧で綿密な文章 人間関係について考えさせられる小説。読み進めるうちに何度も感動し、祈織と廉司が少しずつ関係を取り戻していく様子がとても素敵でした。また、言葉選びが素晴らしく、心理描写や情景描写が絶品。丁寧で綿密な文章から廉司や祈織の心情や切なさがひしひしと伝わってきて、物語の中に吸い込まれます。他のキャラも個性豊かで、それぞれ性格が丁寧に描かれているため、親しみが持てて楽しみながら読めました。どの世代の方にもぜひ手に取ってほしい作品。おすすめです。 …続きを読む
    俊太郎
    2024年10月27日
    42人がナイス!しています

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