- 著者 小野寺 史宜
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2025年03月01日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 312
- ISBN:
- 9784041155387
ディア・オールド・ニュータウン
- 著者 小野寺 史宜
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2025年03月01日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 312
- ISBN:
- 9784041155387
ひととまちを描いてきた著者の新境地。ニュータウンが舞台の感動小説。
町も変わる。人も変わる。
変わることは、始まることだ。
「歳をとったニュータウン。オールド・ニュータウン。
おれが育った町。離れて、戻った町。離れる前よりは根づけたような気がする」
母が亡くなったことを機に会社をやめ、父が遺した日本そば屋を継いだ鳴樹。父の時代にやっていなかった出前サービスで商機を見いだそうとした鳴樹は、幼なじみの小枝に声をかける。気持ちを新たに二人で再開した『ささはら』には、徐々に客も増えてきた。そんなある日、出前先で再会した顔見知りの和太は少しヤンチャな青年になっていた。どこか気にかかる鳴樹は、和太にある提案をしてみるのだが――。この町に暮らし、さまざまな結びつきを持つ人々が織りなす、心に染み入る人間模様。
変わることは、始まることだ。
「歳をとったニュータウン。オールド・ニュータウン。
おれが育った町。離れて、戻った町。離れる前よりは根づけたような気がする」
母が亡くなったことを機に会社をやめ、父が遺した日本そば屋を継いだ鳴樹。父の時代にやっていなかった出前サービスで商機を見いだそうとした鳴樹は、幼なじみの小枝に声をかける。気持ちを新たに二人で再開した『ささはら』には、徐々に客も増えてきた。そんなある日、出前先で再会した顔見知りの和太は少しヤンチャな青年になっていた。どこか気にかかる鳴樹は、和太にある提案をしてみるのだが――。この町に暮らし、さまざまな結びつきを持つ人々が織りなす、心に染み入る人間模様。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
ディア・オールド・ニュータウン
目次
冬 木場忠道と鴨南蛮
春 洞口和太とかつ丼
夏 荒瀬康恵ときつねそば
秋から冬 星川心奈と親子丼
目次
冬 木場忠道と鴨南蛮
春 洞口和太とかつ丼
夏 荒瀬康恵ときつねそば
秋から冬 星川心奈と親子丼
「ディア・オールド・ニュータウン」感想・レビュー
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みつばシリーズは挫折した私だが、知らなくても全然大丈夫。いつもの小野寺さん。安心して読める。優しさに包まれ、登場人物がみな善人なのが沁みるのだ。そこを小野寺作品に求めてるのは私だけじゃないはず。痛くて …続きを読む2025年03月20日142人がナイス!しています
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小野寺さん作品のオールスターが本作に集結といっても過言ではないなんとも贅沢な作品。両親が遺したそば屋『ささはら』を継いだ「鳴樹」と幼なじみ「小枝」がつなぐ、ステキな人間ドラマ。もうとにかく過去これまで …続きを読む2025年03月28日97人がナイス!しています
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小野寺さんが本作に選んだのはお蕎麦屋さん。舞台はいつもの蜜葉市みつば。主人公は父が遺した日本そば屋を継いだ笹原鳴樹。父の時代にやっていなかった出前サービスで商機を見いだそうとした鳴樹は、幼なじみの小枝 …続きを読む2025年03月18日83人がナイス!しています