変わる縄文 遺跡発掘作業員のわたしが追いかけた一万年

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  • 定価: 1,540(本体1,400円+税)
発売日:
2024年11月29日
判型:
A5判
ページ数:
256
ISBN:
9784047381629
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変わる縄文 遺跡発掘作業員のわたしが追いかけた一万年

  • 定価: 1,540円 (本体1,400円+税)
発売日:
2024年11月29日
判型:
A5判
ページ数:
256
ISBN:
9784047381629

遺跡発掘現場にたずさわる「掘る女」によるコミックエッセイ!

「北海道・東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されて、再評価が高まる縄文時代。今から約1万6千年 「北海道・東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されて、再評価が高まる縄文時代。今から約1万6千年前に作られた奇妙なデザインの土器やどこか可愛げのある造形の土偶の謎は、多くの現代人を惹きつけてやみません。1万年以上の長い年月のあいだで変化を余儀なくされた縄文時代を漫画でわかりやすくあぶりだします。 …続きを読む

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「変わる縄文 遺跡発掘作業員のわたしが追いかけた一万年」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 縄文時代は長い。火焔土器は馬高遺跡で発掘された一つしかなくて他は火焔型土器。土器は屋内で作られていたらしい。いろんな知識が増えるだけで楽しくなる。著者の縄文人になりきる視点がおもしろく、親しみやすい。 縄文時代は長い。火焔土器は馬高遺跡で発掘された一つしかなくて他は火焔型土器。土器は屋内で作られていたらしい。いろんな知識が増えるだけで楽しくなる。著者の縄文人になりきる視点がおもしろく、親しみやすい。縄文愛、しかと受け止めました。 …続きを読む
    ぽけっとももんが
    2025年02月24日
    10人がナイス!しています
  • 遺跡発掘調査事務所で働く著者。 各地の縄文時代の遺跡の出土品から、縄文人への思いが広がっていくマンガ本です。 九州の縄文人を襲った鬼界カルデラ大噴火。 縄文遺跡から見つかるゴキブリの存在。 シジミを食べ 遺跡発掘調査事務所で働く著者。 各地の縄文時代の遺跡の出土品から、縄文人への思いが広がっていくマンガ本です。 九州の縄文人を襲った鬼界カルデラ大噴火。 縄文遺跡から見つかるゴキブリの存在。 シジミを食べていた縄文人。 豆科を栽培していた縄文人。 縄文人の住居=竪穴住居、茅葺き屋根ではない。 火葬の文化もあった。 非血縁者の合葬の謎。 粘土の採掘場と土器の作り方。 縄文人のオシャレ。 贈答文化で運ばれた黒曜石。 などなど、今の日本人の精神性は、1万年続いた縄文時代に作られたのでしょうね。 …続きを読む
    乱読家 護る会支持!
    2025年03月10日
    5人がナイス!しています
  • なぜ西日本に縄文遺跡が少ないのか…とぼんやり不思議に思っていましたが、鬼界カルデラの大噴火とその火山灰が混じってしまった粘土が要因だったのか!みたいな、素人が気になるところを適切に教えてくれる有り難い なぜ西日本に縄文遺跡が少ないのか…とぼんやり不思議に思っていましたが、鬼界カルデラの大噴火とその火山灰が混じってしまった粘土が要因だったのか!みたいな、素人が気になるところを適切に教えてくれる有り難い一冊でした。遺跡発掘作業員という学者とはちがう立ち位置で縄文文化に触れている著者だからこその内容かと。そして『土偶を読む』に対する密やかなアンチテーゼなのかもしれない。縄文時代は長いよ。編年を無視しちゃダメよって。とりあえず今年は、山形への土偶詣でを実現せねばな。 …続きを読む
    カエル子
    2025年01月13日
    5人がナイス!しています

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