女男爵の庭師

女男爵の庭師

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年01月15日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784040756325
label

女男爵の庭師

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年01月15日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784040756325

「僕の庭師はキミがいい」花と秘密が咲き誇る英国風庭園ファンタジー

庭師になるため田舎から出てきたサラ。しかし鞄をひったくられ紹介状をなくしてしまう。
路頭に迷ったサラは、訳ありで未だ誰も採用されていないという庭師の求人に飛びつく。
その屋敷の主は、美しくも破天荒と噂の、男装の女男爵・アイリだった。

難題の採用試験をサラはあふれる植物愛で突破。
庭師となったサラはアイリに連れられ庭園を巡ることに。
行く先々で事件が起こるが、アイリの洞察力とサラの植物知識で解き明かしていく。
やがてサラは、ある花と父の死の真相を追うアイリの孤独に気づき――。

==登場人物==

アイリ
『特別継承権』を認められ、女性の身だが暫定的に男爵位をもち、男装を好む。
たぐいまれなる美貌と頭脳をもつが、破天荒と噂される。

サラ
田舎から出てきた17才の少女。
祖母の影響で草花をこよなく愛し、庭づくりとその知識は誰にも負けない。
庭師になるため田舎から出てきたサラ。しかし鞄をひったくられ紹介状をなくしてしまう。
路頭に迷ったサラは、訳ありで未だ誰も採用されていないという庭師の求人に飛びつく。
その屋敷の主は、美しくも破天荒と噂の、男装の女男爵・アイリだった。

難題の採用試験をサラはあふれる植物愛で突破。
庭師となったサラはアイリに連れられ庭園を巡ることに。
行く先々で事件が起こるが、アイリの洞察力とサラの植物知識で解き明かしていく。
やがてサラは、ある花と父の死の真相を追うアイリの孤独に気づき――。

==登場人物==

アイリ
『特別継承権』を認められ、女性の身だが暫定的に男爵位をもち、男装を好む。
たぐいまれなる美貌と頭脳をもつが、破天荒と噂される。

サラ
田舎から出てきた17才の少女。
祖母の影響で草花をこよなく愛し、庭づくりとその知識は誰にも負けない。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

プロローグ
第一章 女男爵とパセリ
第二章 整形庭園と貴婦人の探し物
第三章 風景庭園と中庭の謎
第四章 幽霊屋敷と古典庭園の隠し事
第五章 魔女の庭と青い花の秘密
エピローグ

「女男爵の庭師」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 初読み作者さん。期待以上に面白かった。舞台のモデルはおそらくヴィクトリア朝の英国。男装の麗人貴族とドジだが腕は確かな庭師とが信頼関係を構築していく過程と、園芸に関する謎解き要素を同時に楽しめる。自分自 初読み作者さん。期待以上に面白かった。舞台のモデルはおそらくヴィクトリア朝の英国。男装の麗人貴族とドジだが腕は確かな庭師とが信頼関係を構築していく過程と、園芸に関する謎解き要素を同時に楽しめる。自分自身園芸に興味を持ち始めたので(絶対枯らすので植物を育てるのはやらないが)、そういう意味でも好みの作品だった。謎解きとしては情報が後出しな部分が若干あるものの、ミステリ作品ではないのでそこまで気にならない。サラの植物の知識がしっかりしていて、また貴族の生活や制度・マナーに関しても読み応えがあった。星:4.5/5 …続きを読む
    冬野
    2025年02月05日
    8人がナイス!しています
  • カクヨムで載っていた話。背景は昔のイギリス風になっている。時代は100年前くらいかな? サラと男装の男爵アイリのコンビの話で、双方いいキャラになっている。庭の話を絡めた謎解きもあってよい。アイリの過去 カクヨムで載っていた話。背景は昔のイギリス風になっている。時代は100年前くらいかな? サラと男装の男爵アイリのコンビの話で、双方いいキャラになっている。庭の話を絡めた謎解きもあってよい。アイリの過去の父親の話と、サラとアイリをつなぐ青い花の設定も印象的だった。ウィリアムがいい味をだしていたかな。綺麗に終わっているので続きはなさそうな気もするがどうなんだろう? …続きを読む
    灰猫
    2025年01月24日
    2人がナイス!しています
  • 一話目のキャラの見せ方に、個性的メンバーでドタバタを繰り広げるものかと思ったが、全体を通してテーマに沿い、緻密に練られた良書だった。一話完結に見せかけてフラグをさりげなくも丁寧に散りばめており、話の持 一話目のキャラの見せ方に、個性的メンバーでドタバタを繰り広げるものかと思ったが、全体を通してテーマに沿い、緻密に練られた良書だった。一話完結に見せかけてフラグをさりげなくも丁寧に散りばめており、話の持っていき方が自然。庭についての詳しい解説も読み応えあり。かつ、庭のマイナス面に触れているのも良かった。 お気に入りはウィリアム。奇抜なのがどうでも良いくらい……というかむしろプラスに見えるほどに良い奴。彼の恋が報われますように。むしろウィリアムとアイリの恋愛展開がみたい。 …続きを読む
    森陰五十鈴
    2025年02月21日
    1人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品