- 著者 千野 隆司
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年10月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784041154700
成り上がり弐吉札差帖 棄捐令(一)
- 著者 千野 隆司
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年10月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784041154700
江戸金融界に未曾有の危機が迫る! 波瀾の新章スタート!
札差の懐事情を役人が探り始め、笠倉屋にも連日調べが入っていた。番頭の清蔵と話した弐吉は、札差にとって不利な触(ふれ)が出る予兆ではないかと危機感を抱く。金利の引き下げか、借金の一部帳消しか……。店を守るため、古い貸金を回収しようと動く弐吉だが、借り手の侍達の暮らしも厳しく返済は思うように進まない。行き詰まった弐吉を救ったのは、お文の一言だった――。江戸金融界未曾有の危機に立ち向かう波瀾のシリーズ第4巻!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
前章 贅沢遊び
第一章 貸金総額
第二章 返金依頼
第三章 借り換え
第四章 吉原行き
第五章 棄捐の令
第一章 貸金総額
第二章 返金依頼
第三章 借り換え
第四章 吉原行き
第五章 棄捐の令
「成り上がり弐吉札差帖 棄捐令(一)」感想・レビュー
-
今回は旗本、御家人が札差からの借金が嵩みニッチもサッチも行かなくなり幕府が札差に貸金の権利放棄させた寛政棄捐令をテーマにした。その動きを事前に察知した笠倉屋と弍吉は店を守ろうと善後策を講じる。2024年10月25日1人がナイス!しています