駿甲相三国同盟 今川、武田、北条、覇権の攻防

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年11月08日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
328
ISBN:
9784040825267
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駿甲相三国同盟 今川、武田、北条、覇権の攻防

  • 著者 黒田 基樹
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年11月08日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
328
ISBN:
9784040825267

世界でも稀有な攻守軍事同盟、その成立から崩壊までの全軌跡

列島各地で覇権が争われていた戦国時代。隣接する駿河今川・甲斐武田・相模北条の大名家は、3国間で和平協定を締結。互いの嫡男の正室に相手の娘を迎えて同盟の証とした。自国の領土拡大を目指し、後顧の憂いを無くすという利害の一致により、東海・中部・関東に広がる巨大政治勢力が出現したのである。しかし「親子兄弟同然」の18年に及んだ攻守軍事同盟は、終焉へと向かった――
列島各地で覇権が争われていた戦国時代。隣接する駿河今川・甲斐武田・相模北条の大名家は、3国間で和平協定を締結。互いの嫡男の正室に相手の娘を迎えて同盟の証とした。自国の領土拡大を目指し、後顧の憂いを無くすという利害の一致により、東海・中部・関東に広がる巨大政治勢力が出現したのである。しかし「親子兄弟同然」の18年に及んだ攻守軍事同盟は、終焉へと向かった――

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 今川・武田同盟の成立 
第二章 河東一乱の決着と三大名家の和睦
第三章 三大名家の同盟が誕生
第四章 始動した三国同盟
第五章 足利義輝の甲越和睦命令
第六章 三大名家共闘の実現
第七章 三大名家相互の軍事協力
第八章 三大名家による二度目の共闘
第九章 北条家と信玄が関東で優位を確立
第十章 今川家・武田家の関係の変化
第十一章 駿甲相三国同盟の崩壊

「駿甲相三国同盟 今川、武田、北条、覇権の攻防」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 同年代の当主と嫡男、適齢期の娘が三者で揃うという言われてみれば、結構な偶然がヒットして結ばれた三国同盟。足掛け18年に渡って存続したのだが、その利益は平等に得られたわけでは無いのかなと。武田・北条にと 同年代の当主と嫡男、適齢期の娘が三者で揃うという言われてみれば、結構な偶然がヒットして結ばれた三国同盟。足掛け18年に渡って存続したのだが、その利益は平等に得られたわけでは無いのかなと。武田・北条にとっては対上杉の軍事同盟として有効に機能し、今川はただただババを引いた感じ。同盟に基づく関東への出兵が無ければ、氏真ももうちょっと対徳川戦を有利に運べたかもしれない。また謙信もそうした不和を突くように、今川へ内通を持ち掛けてついに三国同盟を崩壊させている。同盟の最も弱い輪を突くという、謙信の戦略眼にも恐れ入る。 …続きを読む
    MUNEKAZ
    2024年11月21日
    5人がナイス!しています
  • 戦国時代の今川(駿府)・武田(甲府)・北条(相模)が同盟することにより東海〜中部〜関東にまたがる巨大勢力となった駿甲相三国同盟の成立から崩壊までを解説している本です。越後の長尾景虎(上杉謙信)の関東侵 戦国時代の今川(駿府)・武田(甲府)・北条(相模)が同盟することにより東海〜中部〜関東にまたがる巨大勢力となった駿甲相三国同盟の成立から崩壊までを解説している本です。越後の長尾景虎(上杉謙信)の関東侵攻がなければ(原因はそれだけではないが)今川氏真は義元亡き後の領国の建て直しができて三国同盟ももう少し維持ができたのだろうなと思った。 …続きを読む
    かじうら
    2024年11月14日
    4人がナイス!しています

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