禍話n

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年03月03日
判型:
四六判
ページ数:
224
ISBN:
9784041152447

禍話n

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年03月03日
判型:
四六判
ページ数:
224
ISBN:
9784041152447

そのラジオには【存在しない回】がある。最恐怪談ラジオ、完全書籍化。

SNSを中心にカルト的人気を誇る、怪談ネットラジオ「禍話」。夜な夜な禍々しい話が語られるこのラジオには、「存在しない放送回」=「第n回」がある、という噂があった。「第n回」では、過去に語られた話が、傑作選としていくつか語り直されたそうなのだが、パーソナリティのかぁなっき氏と加藤よしき氏には、そんな放送をした記憶はないという。

本書は、ホラー作家の梨氏が「第n回」を聞いたリスナーたちを取材し、その内容を一冊の書籍にまとめたものである。

「ダンボールの家」「人体模型」「キャンプの嘘話」――そこで語られたという話は、元の話とはどこか「違う」ようで……。
SNSを中心にカルト的人気を誇る、怪談ネットラジオ「禍話」。夜な夜な禍々しい話が語られるこのラジオには、「存在しない放送回」=「第n回」がある、という噂があった。「第n回」では、過去に語られた話が、傑作選としていくつか語り直されたそうなのだが、パーソナリティのかぁなっき氏と加藤よしき氏には、そんな放送をした記憶はないという。

本書は、ホラー作家の梨氏が「第n回」を聞いたリスナーたちを取材し、その内容を一冊の書籍にまとめたものである。

「ダンボールの家」「人体模型」「キャンプの嘘話」――そこで語られたという話は、元の話とはどこか「違う」ようで……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「禍話n」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • コミック版は読んだことある。元ネタがあるから梨さんらしい仕掛けがあまりなかったのが淋しい。 コミック版は読んだことある。元ネタがあるから梨さんらしい仕掛けがあまりなかったのが淋しい。
    2025年03月09日
    19人がナイス!しています
  • 『禍話』というのは本書を読んで初めて知った集いだが、それでも充分に楽しめる内容だった。また、元の話とリライトと比べながら読み進めていったので没入度の高い読書時間になった。最初こそ第n回にある「違い」に 『禍話』というのは本書を読んで初めて知った集いだが、それでも充分に楽しめる内容だった。また、元の話とリライトと比べながら読み進めていったので没入度の高い読書時間になった。最初こそ第n回にある「違い」について考察を交わしていたわけだが、次第に『リライトされること』すなわち『怪談の再生性』へフォーカスをあて、『禍話』というプラットフォームが俎上に載る。存在しない回を探るということ自体が存在しない?全てが崩れ落ちるラストに昏い余韻を覚えた。今日もどこかで、切れ目からぬるりとリライトされているのかもしれない📻 …続きを読む
    三編 柚菜
    2025年03月05日
    14人がナイス!しています
  • 毎週土曜に放送される怖い話ネットラジオ「禍話」には、存在しない回がある──ホラー作家の梨氏がその謎の回で語られたらしい10話を、語り手・聞き手のかぁなっき・加藤両氏への聞き取りを挟みつつ「書き起こし」てい 毎週土曜に放送される怖い話ネットラジオ「禍話」には、存在しない回がある──ホラー作家の梨氏がその謎の回で語られたらしい10話を、語り手・聞き手のかぁなっき・加藤両氏への聞き取りを挟みつつ「書き起こし」ていく、が……。禍話を知る人はもちろん、知らない人にもこわいものが這い寄ってくる恐怖書籍。全体を包む微妙な違和感、居心地の悪さが「複製されゆく怪談」が抱える危うさへ繋がっていき、最後は虚も実も溶けてこちら側へあふれ出んとする。元ネタの怖さに邪な梨テイストが加わり一冊に結実している。マガマガ君梨味。悪い本だ!! …続きを読む
    ドント
    2025年03月08日
    7人がナイス!しています

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