狐花 葉不見冥府路行

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年07月26日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784041152096

狐花 葉不見冥府路行

  • 著者 京極 夏彦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年07月26日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784041152096

中禅寺洲齋、幽霊騒動に挑む。歌舞伎舞台のために書き下ろされた長編小説!

時は江戸。作事奉行・上月監物の屋敷の奥女中・お葉は、度々現れる男に畏れ慄き、死病に憑かれたように伏せっていた。彼岸花を深紅に染め付けた着物を纏い、身も凍るほど美しい顔のその男・萩之介は、"この世に居るはずのない男"だった――。

この騒動を知った監物は、過去の悪事と何か関りがあるのではと警戒する。いくつもの謎をはらむ幽霊事件を解き明かすべく、"憑き物落とし"を行う武蔵晴明神社の宮守・中禪寺洲齋が監物の屋敷に招かれる。

謎に秘された哀しき真実とは? 
歌舞伎の舞台化のために書き下ろされた、長編ミステリ。
時は江戸。作事奉行・上月監物の屋敷の奥女中・お葉は、度々現れる男に畏れ慄き、死病に憑かれたように伏せっていた。彼岸花を深紅に染め付けた着物を纏い、身も凍るほど美しい顔のその男・萩之介は、"この世に居るはずのない男"だった――。

この騒動を知った監物は、過去の悪事と何か関りがあるのではと警戒する。いくつもの謎をはらむ幽霊事件を解き明かすべく、"憑き物落とし"を行う武蔵晴明神社の宮守・中禪寺洲齋が監物の屋敷に招かれる。

謎に秘された哀しき真実とは? 
歌舞伎の舞台化のために書き下ろされた、長編ミステリ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

《目次》
死人花
墓花
彼岸花
蛇花
幽霊花
火事花
地獄花
捨子花
狐花

「狐花 葉不見冥府路行」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 京極 夏彦は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、歌舞伎の舞台化のために書き下ろされたとのこと、この8月に上演されています。 https://www.kabuki-bito.jp/news/9051 https://store.kadokawa.co.jp 京極 夏彦は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、歌舞伎の舞台化のために書き下ろされたとのこと、この8月に上演されています。 https://www.kabuki-bito.jp/news/9051 https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g322404000289/ …続きを読む
    starbro
    2024年08月13日
    221人がナイス!しています
  • 歌舞伎ミステリの一冊。いつもの憑き物落としミステリががっつりくるディナーだとしたら、こちらはランチのようにお手軽に楽しめる、歌舞伎演目のために描かれた作品。舞台は江戸のお屋敷。死んだはずの男が彼岸花の 歌舞伎ミステリの一冊。いつもの憑き物落としミステリががっつりくるディナーだとしたら、こちらはランチのようにお手軽に楽しめる、歌舞伎演目のために描かれた作品。舞台は江戸のお屋敷。死んだはずの男が彼岸花の着物を纏い現れたというお屋敷幽霊騒動を中禪寺洲齋が解き明かすストーリー。死人花、地獄花…彼岸花の別名にマッチした展開で怖さと謎がどんどん目の前に差し出されていく感覚で一気に読めた。謎の解け方はシンプルかつ驚き感もあるのがいい。対して絡みあう縁が複雑に色濃く読ませてくれた。歌舞伎で観たい幕開けと幕閉じも印象的。 …続きを読む
    ちょろこ
    2024年12月01日
    111人がナイス!しています
  • 感想:★★★★★  「京極夏彦×歌舞伎 新作書き下ろし」と帯に書いてありましたが、百鬼夜行シリーズなどと比較すれば歯切れもテンポもよくてスピード感のある印象です。  彼岸花の呼び名をいろいろと挙げながら、その 感想:★★★★★  「京極夏彦×歌舞伎 新作書き下ろし」と帯に書いてありましたが、百鬼夜行シリーズなどと比較すれば歯切れもテンポもよくてスピード感のある印象です。  彼岸花の呼び名をいろいろと挙げながら、その呼び名をテーマにして事件が進行していく感じです。  9篇に区切られているのですが、人死にはわんさか出てくるし、悲しかったり切なかったりする侘び寂び感も満載です。  ラストの落としどころで「そうきましたか!」ってところがあるんですが、そこは読んでからのお楽しみってことで。  オススメの一冊です。 …続きを読む
    Richard Thornburg
    2024年10月24日
    95人がナイス!しています

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