万載狂歌集 江戸の機知とユーモア

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年12月24日
判型:
文庫判
ページ数:
512
ISBN:
9784044008277
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万載狂歌集 江戸の機知とユーモア

  • 校注 宇田 敏彦
  • 編 大田 南畝
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年12月24日
判型:
文庫判
ページ数:
512
ISBN:
9784044008277

江戸の戯作的世界の真髄に迫る

「吉原の夜見せをはるの夕くれハ入相の鐘に花やさくらん」。大田南畝らが編纂し、江戸に熱狂的ブームを巻き起こした『万載狂歌集』。狂歌史上もっとも重要なアンソロジーである。『千載和歌集』の部立に倣いながら、文芸界、歌舞伎、芸能、遊里など多彩な人々の作を取り上げ、庶民生活を活写する。「よろつのたからたからかに、世にきこえたるくさくさのことのは、かきあつめすといふことなし」。詳細な注釈とともに748首を味わう。 「吉原の夜見せをはるの夕くれハ入相の鐘に花やさくらん」。大田南畝らが編纂し、江戸に熱狂的ブームを巻き起こした『万載狂歌集』。狂歌史上もっとも重要なアンソロジーである。『千載和歌集』の部立に倣いながら、文芸界、歌舞伎、芸能、遊里など多彩な人々の作を取り上げ、庶民生活を活写する。「よろつのたからたからかに、世にきこえたるくさくさのことのは、かきあつめすといふことなし」。詳細な注釈とともに748首を味わう。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

解説 宇田敏彦
解題
凡例

万載狂歌集
 巻第一 春歌 上
 巻第二 春歌 下
 巻第三 夏歌
 巻第四 秋歌 上
 巻第五 秋歌 下
 巻第六 冬歌
 巻第七 離別歌
 巻第八 羈旅歌
 巻第九 哀傷歌
 巻第十 賀歌
 巻第十一 恋歌 上
 巻第十二 恋歌 下
 巻第十四 雑歌 上
 巻第一五 雑歌 下
 雑体
 巻第十六 釈教歌
 巻第十七 神祇歌

参考文献
万載狂歌集作者略歴
万載狂歌集作者索引
万載狂歌集初句索引

文庫解説 小林ふみ子

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「万載狂歌集 江戸の機知とユーモア」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 狂歌というからには軽く楽しく読めるのだろうと思いきや、江戸のユーモアはなかなか手強い。ほぼすべての歌にもとネタがあり、それが和歌や漢詩なので、生半可な教養では理解できないのだ。もちろん当時の庶民もそこ 狂歌というからには軽く楽しく読めるのだろうと思いきや、江戸のユーモアはなかなか手強い。ほぼすべての歌にもとネタがあり、それが和歌や漢詩なので、生半可な教養では理解できないのだ。もちろん当時の庶民もそこまで古典の教養はないだろうから、狂歌の担い手は武家だった。川柳は今でもジャンルとして生きているのに、狂歌は絶えてしまった理由がわかる気がする。私は解説を頼りになんとか読みきった。しかしそれでも時折共感して膝を叩く歌もあり、そんな瞬間は嬉しかった。 …続きを読む
    jinginakineko
    2025年04月16日
    1人がナイス!しています

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