何かの家

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年08月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784049157758
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何かの家

  • 著者 静月 遠火
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年08月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784049157758

湧き起こる違和感の数々。あなたは果たして気づけるか――

 その家には約束事がある。それは“決して一人で入ってはいけない”ということ――。
 大学生の冬馬が夏休みに実家に帰省すると、父親から民俗学を学ぶ学生・雪穂のフィールドワークのためにある場所への案内役を頼まれる。そこは例の約束事がある家だった。目的地に向かう道中、雪穂は不思議な話をする。曰く、例の家には必ず誰か一人が囚われて、次の人が来ない限り永遠に出られなくなってしまう、というもので……。
 ――これは、家にまつわるひと夏の物語。
 その家には約束事がある。それは“決して一人で入ってはいけない”ということ――。
 大学生の冬馬が夏休みに実家に帰省すると、父親から民俗学を学ぶ学生・雪穂のフィールドワークのためにある場所への案内役を頼まれる。そこは例の約束事がある家だった。目的地に向かう道中、雪穂は不思議な話をする。曰く、例の家には必ず誰か一人が囚われて、次の人が来ない限り永遠に出られなくなってしまう、というもので……。
 ――これは、家にまつわるひと夏の物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

一章 夏の自殺
二章 秋の冒険
閑話 僕と白乃のなれそめの話
三章 冬の思い出
閑話 僕と白乃のなれそめの話2
四章 雨の変転
五章 春の逡巡
六章 誰そ彼
七章 彼は誰

「何かの家」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • その家にひとりで入ってそこにいる誰かとかくれんぼをすると、入れ替わってしまう…なかなかスリリングなアイデアだと思ったのだけど、好奇心旺盛な小学生だけじゃなくて強盗殺人犯まで現れて、最後はほぼスラップス その家にひとりで入ってそこにいる誰かとかくれんぼをすると、入れ替わってしまう…なかなかスリリングなアイデアだと思ったのだけど、好奇心旺盛な小学生だけじゃなくて強盗殺人犯まで現れて、最後はほぼスラップスティックな大混乱に。ちょっと首を捻りたくなるご都合主義なところもありましたが、何しろ入れ替わりの激しい登場人物たちについて行くのがやっとでした😅 …続きを読む
    あたびー
    2024年08月26日
    31人がナイス!しています
  • ホラーだけど群像的な感じ。入れ替わりも交代制にするのはなるほど!と思った。 ホラーだけど群像的な感じ。入れ替わりも交代制にするのはなるほど!と思った。
    2024年08月31日
    26人がナイス!しています
  • ある空き家を巡る奇妙な出来事を描いた特殊設定ミステリ。良い意味で思っていた内容と違っていて、どっぷりと作品に没入できた。徐々にルールが明確になっていく後半部は何が起きているのかを把握するのにかなり頭を ある空き家を巡る奇妙な出来事を描いた特殊設定ミステリ。良い意味で思っていた内容と違っていて、どっぷりと作品に没入できた。徐々にルールが明確になっていく後半部は何が起きているのかを把握するのにかなり頭を捻ることに。何が正しいのか信じられなくなってくるような、じわじわ効いてくるホラー要素もあり、ラストはゾクッとするような感覚に陥る。 …続きを読む
    おうつき
    2024年09月08日
    19人がナイス!しています

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