ウクライナにいたら戦争が始まった

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年05月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041150290
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ウクライナにいたら戦争が始まった

  • 著者 松岡 圭祐
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年05月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041150290

戦争が、突然始まった

単身赴任中の父と3か月を過ごすため、高校生の瀬里琉唯は母・妹とともにウクライナに来た。初日の夜から両親は口論を始め、琉唯は見知らぬ国で不安を抱えていた。キエフ郊外の町にある外国人学校にも慣れてきたころロシアによる侵攻が近いとのニュースが流れ、一家は慌ただしく帰国の準備を始める。しかし新型コロナウイルスの影響で一家は自宅から出ることができない。帰国の方法を探るものの情報が足りず、遠くから響く爆撃の音に不安と緊張が高まる。一瞬にして戦場と化したブチャの町で、琉唯は戦争の実態を目の当たりにする。 単身赴任中の父と3か月を過ごすため、高校生の瀬里琉唯は母・妹とともにウクライナに来た。初日の夜から両親は口論を始め、琉唯は見知らぬ国で不安を抱えていた。キエフ郊外の町にある外国人学校にも慣れてきたころロシアによる侵攻が近いとのニュースが流れ、一家は慌ただしく帰国の準備を始める。しかし新型コロナウイルスの影響で一家は自宅から出ることができない。帰国の方法を探るものの情報が足りず、遠くから響く爆撃の音に不安と緊張が高まる。一瞬にして戦場と化したブチャの町で、琉唯は戦争の実態を目の当たりにする。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

目次

ウクライナにいたら戦争が始まった

解説 渋谷敦志(報道写真家)

「ウクライナにいたら戦争が始まった」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ロシア侵攻直後のウクライナが舞台の小説。評価が分かれるかもしれない作品。フィクションだし舞台が舞台なので仕方ないが少し荒唐無稽な感じがした。作者が言いたかったと思われる家族愛についても少し中途半端な展 ロシア侵攻直後のウクライナが舞台の小説。評価が分かれるかもしれない作品。フィクションだし舞台が舞台なので仕方ないが少し荒唐無稽な感じがした。作者が言いたかったと思われる家族愛についても少し中途半端な展開になっている。とは言え、現在のウクライナの状況と重ねて読めば迫力を感じることができる。 …続きを読む
    雲をみるひと
    2024年10月06日
    23人がナイス!しています
  • 最初の母親の絡みとかはちょっと苦手だったけど、終盤の緊張感は流石の取材力。これがフィクションと簡単にとらえるべきではないと思う。これが現実。今回はウクライナ側だったが次はロシア側の作品も読んでみたい。 最初の母親の絡みとかはちょっと苦手だったけど、終盤の緊張感は流石の取材力。これがフィクションと簡単にとらえるべきではないと思う。これが現実。今回はウクライナ側だったが次はロシア側の作品も読んでみたい。
    はる
    2024年06月09日
    21人がナイス!しています
  • 「実録的」ノンフィクションだが、あくまでもノベル(小説)。いつもは脳しょう飛び散る阿鼻叫喚アクション・サスペンスを愉しんでいる読者なのだが、女子高生視点でありながら、これは戦争ドキュメントではないか。 「実録的」ノンフィクションだが、あくまでもノベル(小説)。いつもは脳しょう飛び散る阿鼻叫喚アクション・サスペンスを愉しんでいる読者なのだが、女子高生視点でありながら、これは戦争ドキュメントではないか。とてもじゃないけど笑えない、楽しめない。でも目を背けてはいけない、そんな読書となった。平和ボケ日本人家族が、徐々に迫りくる危機になすすべもなく巻き込まれていく流れが他人事ではないし、主人公の思考回路も、自分でもそうなるか、それ以下かもなと思い、共感と尊敬。物語的には終焉したが、後味の悪い「外交」には胸糞悪い。 …続きを読む
    NAOAMI
    2024年06月01日
    21人がナイス!しています

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