五つの季節に探偵は

五つの季節に探偵は

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年08月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041150184
label

五つの季節に探偵は

  • 著者 逸木 裕
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年08月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041150184

第75回日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞! 精緻でビターな連作短編集

私立探偵として活動するみどり。“人の本性を暴かずにはいられない”彼女は、いくつもの事件と対峙する――。第75回日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞! 精緻でビターなミステリ連作短編集。 私立探偵として活動するみどり。“人の本性を暴かずにはいられない”彼女は、いくつもの事件と対峙する――。第75回日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞! 精緻でビターなミステリ連作短編集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「五つの季節に探偵は」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 2022年1月に刊行された単行本に加筆修正のうえ文庫化されたそうだ。単行本は未読のため違いはわからない。サカキ・エージェンシーという探偵事務所を経営する父を持つ榊原みどりが主人公の5篇で構成された連作短篇集 2022年1月に刊行された単行本に加筆修正のうえ文庫化されたそうだ。単行本は未読のため違いはわからない。サカキ・エージェンシーという探偵事務所を経営する父を持つ榊原みどりが主人公の5篇で構成された連作短篇集だ。2002年の春に始まり2018年の春で終わる。初登場時のみどりは高校生で探偵ではない。その後、年月の進行と共に彼女の立ち位置が変化していくが、性格は揺らがないのがおもしろい。ミステリーとしては派手なものではないけれど、日本における探偵小説はこのくらいがちょうどいい。 …続きを読む
    ぽてち
    2025年01月11日
    33人がナイス!しています
  • 人の心の奥底を覗き見たい。暴かずにはいられない。そんな厄介な性質を抱える探偵・榊原みどりが出会った5つの謎と成長の連作短編集。高校時代の同級生からの依頼に見出す隠された人の本性、調香師の師匠が龍涎香を 人の心の奥底を覗き見たい。暴かずにはいられない。そんな厄介な性質を抱える探偵・榊原みどりが出会った5つの謎と成長の連作短編集。高校時代の同級生からの依頼に見出す隠された人の本性、調香師の師匠が龍涎香を盗んだ理由、ストーカーの誤解と自転車のチェーンが壊された理由、指揮者とピアノ売りの間に起きた出来事の真相、エアドロップ問題と新人探偵の苦悩。エピソードを通じて描かれる自分が探偵に向いていると感じ、本質的に求めてしまうことに対する葛藤、ほろ苦い結末に向き合い、乗り越えてゆく彼女の成長がとても印象的な物語でした。 …続きを読む
    よっち
    2024年08月24日
    33人がナイス!しています
  • 『イミテーション・ガールズ』探偵誕生の巻『龍の残り香』色んな世界があるのですね。にしても隠せるものなら隠しておきたいのが人間だし、保奈美さんが怒るのはわかる気がする『解錠の音が』父なら怒るレベル💢やめ 『イミテーション・ガールズ』探偵誕生の巻『龍の残り香』色んな世界があるのですね。にしても隠せるものなら隠しておきたいのが人間だし、保奈美さんが怒るのはわかる気がする『解錠の音が』父なら怒るレベル💢やめなさい🫸『スケーターズ・ワルツ』見事な反転!やられました🤭『ゴーストの雫』みどりさんには抑えられないところを補ってくれるいい相方が見つかったの巻◆続編を読みたかったので、まずはこちらから。みどりさんの行いもわからないでもないですがもう少し穏便に(笑)やはり一番は『スケーターズ・ワルツ』ですね(^_^*) …続きを読む
    いっくん
    2024年12月26日
    25人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品