秋雨物語

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041149300
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秋雨物語

  • 著者 貴志 祐介
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041149300

最後はすべて絶望。『黒い家』『悪の教典』の著者が紡ぐ4つの地獄譚。

失踪した作家・青山黎明が遺した原稿には、彼が長年悩まされていた謎の転移現象の体験が記されていた。霊能者を招くなど転移が起きないよう試みていた青山だが、更なる悪夢に引きずり込まれていく――(「フーグ」)。前世の報いを背負った青年の生き地獄、この世のものとは思えない絶唱を残したレコード、人生の窮地に立たされた4人が挑む命がけのこっくりさん。秋雨の降るなかで、深い絶望へ誘われる至高のホラー4編を収録。 失踪した作家・青山黎明が遺した原稿には、彼が長年悩まされていた謎の転移現象の体験が記されていた。霊能者を招くなど転移が起きないよう試みていた青山だが、更なる悪夢に引きずり込まれていく――(「フーグ」)。前世の報いを背負った青年の生き地獄、この世のものとは思えない絶唱を残したレコード、人生の窮地に立たされた4人が挑む命がけのこっくりさん。秋雨の降るなかで、深い絶望へ誘われる至高のホラー4編を収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

餓鬼の田
フーグ
白鳥の歌
こっくりさん

解説 杉江松恋

「秋雨物語」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • フーグが1番怖かった。知らない間に海の中へ移動して戻ってきたら死んでる、なんて恐ろしい😱 フーグが1番怖かった。知らない間に海の中へ移動して戻ってきたら死んでる、なんて恐ろしい😱
    2024年11月07日
    31人がナイス!しています
  • 貴志先生の本質はやっぱり長編なのではないかと感じさせる、いずれも濃密な四つの作品からなる短編集。秋を舞台にしつつも四作とも雰囲気が全く異なる。間違いなくおすすめの一作だが、起承転結がハッキリした作りで 貴志先生の本質はやっぱり長編なのではないかと感じさせる、いずれも濃密な四つの作品からなる短編集。秋を舞台にしつつも四作とも雰囲気が全く異なる。間違いなくおすすめの一作だが、起承転結がハッキリした作りであり、雰囲気だけで終わる物がないあたりに、長い物語をぎゅっと短く凝縮した印象があり、長編的な短編であるように思えた。個人的にはつい先日「餓鬼の田」の舞台である立山の弥陀ヶ原を訪れたこともあり、季節感や読んだタイミングなどがピッタリで嬉しくなった。 …続きを読む
    大福
    2024年11月13日
    19人がナイス!しています
  • 当然、「雨月」や「春雨」を意識した題名。収録された四編に収録された四編の内容に関連は無いが、「秋雨」の場面が出てくるのが共通点。1・2話目に「何とも言えないくらい奇妙な顔をした女占い師」、「これまで見た 当然、「雨月」や「春雨」を意識した題名。収録された四編に収録された四編の内容に関連は無いが、「秋雨」の場面が出てくるのが共通点。1・2話目に「何とも言えないくらい奇妙な顔をした女占い師」、「これまで見たこともないような奇妙な顔をした女霊能者」が出ており、この人物が全ての短編に関わっているのかと思ったら、その後全く出てこなかった…。SFっぽさ、ミステリーっぽさを感じる4話の中では、山場になる前に唐突に話が収束した気がして「え!?」となった1話目が好き。ただ、著者の作品はどちらかというと長編の方が好きだ。 …続きを読む
    NBかえる同盟
    2024年11月05日
    10人がナイス!しています

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