- 著者 深木 章子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年11月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 352
- ISBN:
- 9784041149294
闇に消えた男 フリーライター・新城誠の事件簿
- 著者 深木 章子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年11月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 352
- ISBN:
- 9784041149294
富豪の家に生まれたノンフィクション作家はどこへ何故消えた――?
断崖絶壁に建つ武家屋敷から一族が忽然と姿を消した「消失屋敷」の殺人事件で出会ったフリーライターの新城誠と文芸評論社の編集者・中島好美。その二人にまた不可解な人間消失事件が起こった。念入りな取材を重ねることで知られるノンフィクション作家が失踪したと、捜索を依頼してきたのは、その作家の妻だった。新城は聞き取りをさっそく初めていくのだが、失踪直後に作家の実家の放火事件が発生、まじめに見えていた作家の裏の顔が暴かれることに――。富豪だった父の謎の自殺、知らない人物への送金、そして顕れる疑惑の数々。新城は持ち前の推理力を活かし推理を続けた。そして事件は意外な方向へ。巧妙に張り巡らせたミステリの伏線と物語のダイナミズム。本格ミステリの女帝が放つ、驚愕の推理エンタテインメント。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
目 次
第一章 消えた作家
第二章 「とりかへばや」ものがたり
第三章 焼死した男
第四章 夫の行方
第五章 決断
第一章 消えた作家
第二章 「とりかへばや」ものがたり
第三章 焼死した男
第四章 夫の行方
第五章 決断
「闇に消えた男 フリーライター・新城誠の事件簿」感想・レビュー
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久々に読む深木氏の本格ミステリ作品。「消失屋敷」に出ていた人物が再登場とのことで、そちらの詳細は忘れてしまったが何か唖然となった記憶はある。で読んでみたが、前作を覚えていなくても問題なし。単品として楽 …続きを読む2024年12月02日85人がナイス!しています
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前作『消人屋敷の殺人』があまり楽しめなかったので期待値低めで読み始めた続編。蓋を開けてみれば前作は何だったんだと思うほど面白かった!序盤こそ地味でやや退屈な内容だったが、思わぬ方向に話が転がり始めてか …続きを読む2024年12月01日14人がナイス!しています
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おもしろかった!かなり好きなタイプのミステリ。読者の思い込みを利用して構図をきれいにひっくり返すのが本当にうまい。今回は見事に騙された。ラストはウーンという気持ちになったが……。2024年12月03日3人がナイス!しています