涅槃 下

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年07月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
592
ISBN:
9784041148624
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涅槃 下

  • 著者 垣根 涼介
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年07月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
592
ISBN:
9784041148624

直木賞受賞『極楽征夷大将軍』に到る、記念碑的歴史超大作

直木賞受賞『極楽征夷大将軍』に到る、記念碑的歴史超大作
歴史は、常に勝者の都合によって捏造され、喧伝される。
織田と毛利の狭間で生き抜いた宇喜多直家が辿り着いた境地

石山(岡山)城に本拠を構え、備前二十万石の太守に上り詰めた宇喜多直家。だが安定もつかの間、尾張の織田信長が足利幕府を事実上葬り、天下布武を唱え中国地方へその野心を向けてきた。安芸の毛利家と大国に挟まれた直家は、培われた商人としての感覚で冷静に情勢を分析、権謀術数をつくし生き残りを図っていく。直家が最後に辿り着いた境地とは? 史料を捏造され、戦国三大悪人と呼ばれた武将の真の姿を描く歴史巨編!
直木賞受賞『極楽征夷大将軍』に到る、記念碑的歴史超大作
歴史は、常に勝者の都合によって捏造され、喧伝される。
織田と毛利の狭間で生き抜いた宇喜多直家が辿り着いた境地

石山(岡山)城に本拠を構え、備前二十万石の太守に上り詰めた宇喜多直家。だが安定もつかの間、尾張の織田信長が足利幕府を事実上葬り、天下布武を唱え中国地方へその野心を向けてきた。安芸の毛利家と大国に挟まれた直家は、培われた商人としての感覚で冷静に情勢を分析、権謀術数をつくし生き残りを図っていく。直家が最後に辿り着いた境地とは? 史料を捏造され、戦国三大悪人と呼ばれた武将の真の姿を描く歴史巨編!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「涅槃 下」感想・レビュー
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  • 宇喜多直家というひとを名前しか知らなかったが、本作を読んで身近な存在になった気がした。武士の子でありながら、商人の生き方に惹かれるという規格外の存在。彼がもし現在に生きていたら、このような生き方は選ば 宇喜多直家というひとを名前しか知らなかったが、本作を読んで身近な存在になった気がした。武士の子でありながら、商人の生き方に惹かれるという規格外の存在。彼がもし現在に生きていたら、このような生き方は選ばなかったのではないだろうか。歴史にifはないし、彼の心情までが史実だとは思えないが、そんなことを考えてしまう。彼を取り巻く女性たちがいずれも当時の女性に求められなかった能力を有していることも、そうだろうな、それでいい、そうであってほしい、と思う。 …続きを読む
    佐島楓
    2024年09月04日
    60人がナイス!しています
  • 織田信長が出てきたあたりから俄然面白くなってきた。織田勢と毛利勢に挟まれる中、武門を守るため知恵を絞る直家。余計な情けや武士としての矜恃なんぞは脇に置き、ひたすら冷静に計算し判断を下していく。歳を重ね 織田信長が出てきたあたりから俄然面白くなってきた。織田勢と毛利勢に挟まれる中、武門を守るため知恵を絞る直家。余計な情けや武士としての矜恃なんぞは脇に置き、ひたすら冷静に計算し判断を下していく。歳を重ねても商人として生きたかったと口にするが、卑怯者や人非人の誹りを受けても武門や家臣を守ろうとするその姿は、立派な棟梁以外の何者でもない。梟雄の呼び名は勝者の歴史に依るもの…なるほど、そういうことか。意味があるようで無い性描写の多さと直家のウジウジ具合に脱落しそうになったが、最後まで読んで良かった。 …続きを読む
    シオウ
    2024年09月23日
    15人がナイス!しています
  • ☆☆☆ 3.3 下巻も半ばを過ぎて、ようやく目標が見えてきた。「これからの武家は、町に包まれながら商人とともに生きていく」そのための巨大都市つくり。あの地は○○が支配しているからここを攻めよう、といったよくある ☆☆☆ 3.3 下巻も半ばを過ぎて、ようやく目標が見えてきた。「これからの武家は、町に包まれながら商人とともに生きていく」そのための巨大都市つくり。あの地は○○が支配しているからここを攻めよう、といったよくある話はもうおなかいっぱい。こういう別の切り口の話しが読みたかった。それまでの話しはもっと短くてもよかったと思う。ー歴史はすべて勝者によって、作り変えられている、確かにその通りだと思う。もっとおどろおどろしい直家像を期待していたけど、いわゆる普通の戦国武将でしたね。 …続きを読む
    tomo
    2024年11月17日
    11人がナイス!しています

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