基礎研究者 真理を探究する生き方

基礎研究者 真理を探究する生き方

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年09月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
264
ISBN:
9784040825069
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基礎研究者 真理を探究する生き方

  • 著者 大隅 良典
  • 著者 永田 和宏
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年09月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
264
ISBN:
9784040825069

研究に魅了されてきた二人が考える科学者の必須条件と

新書化によせて 永田和宏

序章 こんなに楽しい職業はない

第1部 研究者の醍醐味──世界で自分だけが知っている

第一章 研究は「おもろい」から 永田和宏
ワン・オブ・ゼムではおもしろくない
種を蒔こうとするスタンスが基礎研究
研究現場は大股で歩け
ゼロから始めることで得る喜び
科学者は楽観主義であれ

第二章 一番乗りよりも誰もやっていない新しいことを 大隅良典
終戦の年に生まれて、自然の中で
分子生物学との出会い
人のやらないことをやろう
間違いなくおもしろい現象に出会った!
オートファジーに関わる遺伝子を特定
次々に明らかになる事実で世界を独走
その折々にベストを尽くす

第2部 効率化し高速化した現代で

第三章 待つことが苦手になった私たち 永田和宏
知るために費やす時間
非効率な時間が興味を膨らませる
与えられる知から、欲する知へ
〈知へのリスペクト〉
パラダイムを示してくれる人との出会い
素晴らしき「ヘンな奴ら」

第四章 安全志向の殻を破る 大隅良典
好きなことができていい?
研究とお金
科学者には多様性が必要だ
若者の特権と安全志向
未知の世界は先が見えないからこそ楽しい

第3部 「役に立つ」の呪縛から飛び立とう

第五章 「解く」ではなく「問う」を 永田和宏
答えられるより問えることが大切
答えの先に新たなる問い
孔子の過激な教育観
非効率な体験が想定外の対応力を養う
失敗へのチャレンジ

第六章 科学を文化に 大隅良典
終わりのない仮説と検証のサイクル
現代における科学の役割
科学や技術の評価には時間がかかる
国に依存しない基礎科学研究の支援

終章 先行き不透明な時代の科学

あとがき ――最近強く思っていること 大隅良典
新書化によせて 永田和宏

序章 こんなに楽しい職業はない

第1部 研究者の醍醐味──世界で自分だけが知っている

第一章 研究は「おもろい」から 永田和宏
ワン・オブ・ゼムではおもしろくない
種を蒔こうとするスタンスが基礎研究
研究現場は大股で歩け
ゼロから始めることで得る喜び
科学者は楽観主義であれ

第二章 一番乗りよりも誰もやっていない新しいことを 大隅良典
終戦の年に生まれて、自然の中で
分子生物学との出会い
人のやらないことをやろう
間違いなくおもしろい現象に出会った!
オートファジーに関わる遺伝子を特定
次々に明らかになる事実で世界を独走
その折々にベストを尽くす

第2部 効率化し高速化した現代で

第三章 待つことが苦手になった私たち 永田和宏
知るために費やす時間
非効率な時間が興味を膨らませる
与えられる知から、欲する知へ
〈知へのリスペクト〉
パラダイムを示してくれる人との出会い
素晴らしき「ヘンな奴ら」

第四章 安全志向の殻を破る 大隅良典
好きなことができていい?
研究とお金
科学者には多様性が必要だ
若者の特権と安全志向
未知の世界は先が見えないからこそ楽しい

第3部 「役に立つ」の呪縛から飛び立とう

第五章 「解く」ではなく「問う」を 永田和宏
答えられるより問えることが大切
答えの先に新たなる問い
孔子の過激な教育観
非効率な体験が想定外の対応力を養う
失敗へのチャレンジ

第六章 科学を文化に 大隅良典
終わりのない仮説と検証のサイクル
現代における科学の役割
科学や技術の評価には時間がかかる
国に依存しない基礎科学研究の支援

終章 先行き不透明な時代の科学

あとがき ――最近強く思っていること 大隅良典

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

最短、最速で成果が求められる現代社会。ビジネスの現場だけではなく、研究や教育など、あらゆる領域に「役に立つかどうか」の指標が入り込んでいる。
その現状に基礎科学の最前線を走ってきた2人は警鐘を鳴らす。
失敗が導く発見、安全よりも大胆さなど、先が見えない現代を生きる私たちにもヒントとなる新たな価値観を提示する。

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