望まれて生まれてきたあなたへ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年04月01日
判型:
A5判
商品形態:
コミック
ページ数:
160
ISBN:
9784046835185

望まれて生まれてきたあなたへ

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年04月01日
判型:
A5判
商品形態:
コミック
ページ数:
160
ISBN:
9784046835185

わたしにとってあなたは、かけがえのない友達だったよ。

産まれたばかりの赤ちゃんを母親が埋める新生児遺体遺棄事件。そんな悲しい事件の犯人は、幼い頃に親しかった友人だった。
タイムラインに流れる事件の見出しと、感情的なコメント。あの頃、たしかに幸福な日々を送った「わたし」と「あなた」は、いったい何が似ていて、何が違っていたのか? 切なく儚い人生の断片を描く、渾身のセミフィクション。
『わたしは家族がわからない』『わたしが誰だかわかりましたか?』に続く、やまもとりえ最新作。

【あらすじ】家族から継いだ個人病院に勤務する小児科医のまどかはある日、母親が産まれたばかりの赤ちゃんを埋める新生児遺体遺棄事件が近所で起きたことをニュースで知る。テレビ画面に映る、無表情で疲れ果てた様子の容疑者の女性――それは、まどかが幼い頃に親しくしていた友人ののぞみだった。公園を走り回ったこと、夏にスイカを食べたこと、可愛い女の子の絵を描いたこと、東京で一緒に暮らす約束をしたこと……。まどかは、かつて幸福な毎日を過ごし、やがて少しずつすれ違い、別の道を歩んでいった2人の記憶を蘇らせるのだった。

【解説】
村井理子(翻訳家・エッセイスト)

【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】
「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。
産まれたばかりの赤ちゃんを母親が埋める新生児遺体遺棄事件。そんな悲しい事件の犯人は、幼い頃に親しかった友人だった。
タイムラインに流れる事件の見出しと、感情的なコメント。あの頃、たしかに幸福な日々を送った「わたし」と「あなた」は、いったい何が似ていて、何が違っていたのか? 切なく儚い人生の断片を描く、渾身のセミフィクション。
『わたしは家族がわからない』『わたしが誰だかわかりましたか?』に続く、やまもとりえ最新作。

【あらすじ】家族から継いだ個人病院に勤務する小児科医のまどかはある日、母親が産まれたばかりの赤ちゃんを埋める新生児遺体遺棄事件が近所で起きたことをニュースで知る。テレビ画面に映る、無表情で疲れ果てた様子の容疑者の女性――それは、まどかが幼い頃に親しくしていた友人ののぞみだった。公園を走り回ったこと、夏にスイカを食べたこと、可愛い女の子の絵を描いたこと、東京で一緒に暮らす約束をしたこと……。まどかは、かつて幸福な毎日を過ごし、やがて少しずつすれ違い、別の道を歩んでいった2人の記憶を蘇らせるのだった。

【解説】
村井理子(翻訳家・エッセイスト)

【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】
「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「望まれて生まれてきたあなたへ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • なかなか複雑だなぁ~人間て難しい生き物ではあるけど…ここまで凄いとね… なかなか複雑だなぁ~人間て難しい生き物ではあるけど…ここまで凄いとね…
    真栄 浮上【】
    2024年06月27日
    14人がナイス!しています
  • 重い。けど、どこにでもある格差だと思う。恵まれている人は恵まれていることに気づけないよね。 重い。けど、どこにでもある格差だと思う。恵まれている人は恵まれていることに気づけないよね。
    ちろ
    2024年06月27日
    5人がナイス!しています
  • 読了しました。 以下、ネタバレを含みます。 あとがきまですべてを読み切り、「子ども時代の育った環境の格差」であったり、「母子共に命の危険を伴う妊娠・出産という大仕事に1人で向き合わざるを得なかった女性へ 読了しました。 以下、ネタバレを含みます。 あとがきまですべてを読み切り、「子ども時代の育った環境の格差」であったり、「母子共に命の危険を伴う妊娠・出産という大仕事に1人で向き合わざるを得なかった女性への批判」という言葉に胸を痛めるような内容でした。 女性にとって、妊娠・出産が人生を大きく左右される出来事であること、思いやりのある支援が全く足りていないこと、いろいろと考えさせられる内容でした。 …続きを読む
    ☆ミント☆
    2024年04月20日
    3人がナイス!しています

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