• 其れは最早、人には非ず。 さりとて死霊に非ず、生霊に非ず。 鬼かと問われれば、鬼の枠にも収まらぬ。 鬼の神・・・、そう、言うなれば”鬼神”であろう─── 二十年前に討たれ、五体を分かたれ、首だけになっても果て 其れは最早、人には非ず。 さりとて死霊に非ず、生霊に非ず。 鬼かと問われれば、鬼の枠にも収まらぬ。 鬼の神・・・、そう、言うなれば”鬼神”であろう─── 二十年前に討たれ、五体を分かたれ、首だけになっても果てぬもの、将門。 あらゆる護法神の力を借り、二ヵ月という時間をかけて焼き尽くしたその首が、平貞盛を苗床として蘇ってくる・・・。 ここまでの物語を読んでいれば、祥仙を名乗って貞盛の人面瘡を治療したのは興世王その人である事、薬と称して傷口(人面瘡)に塗り込んでいたのは、”将門の首の灰”であることは明らか。 …続きを読む
  アマノ@Object_Class:Keter

  2024年05月25日
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• 黄金丸に斬られた20年を経て、遂に復活する平将門。じかんを繰り返す貞盛のなんともあさましい姿よ。状況が悪化するに連れて嬉しそうな顔する晴明だけど、そこにずかずか踏み込んでいく博正が眩しい。将門の首を焼く 黄金丸に斬られた20年を経て、遂に復活する平将門。じかんを繰り返す貞盛のなんともあさましい姿よ。状況が悪化するに連れて嬉しそうな顔する晴明だけど、そこにずかずか踏み込んでいく博正が眩しい。将門の首を焼く浄蔵がド派手アクションでマジ格好いい。密教僧の調伏はこうでなくちゃ …続きを読む
  金目

  2024年05月11日
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• なんと･･･人を寄代に彼が復活するなんてな。そりゃ胎児の肝を喰えば人ざらなるものになってしまうわ。せっかく首を燃やして灰にしてたのに。まさかその灰が薬に混ざってたのかな。間に入る作画の伊藤氏によるコラム なんと･･･人を寄代に彼が復活するなんてな。そりゃ胎児の肝を喰えば人ざらなるものになってしまうわ。せっかく首を燃やして灰にしてたのに。まさかその灰が薬に混ざってたのかな。間に入る作画の伊藤氏によるコラムとあとがきも面白くてためになる。それと、ちょいちょい入るネタっぽいこともシリアスになりすぎず読み進められるからとても好きですね。 …続きを読む
  じょり

  2024年05月06日
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