一番の恋人

一番の恋人

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

作品特設サイト
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年05月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784041147900

一番の恋人

  • 著者 君嶋 彼方
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年05月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784041147900

『君の顔では泣けない』の著者が描く、恋愛を超える愛の物語

道沢一番という名前は、「何事にも一番になれるように」という父の願いで付けられた。
重荷に感じたこともあったが、父には感謝している。「男らしく生きろ」という父の期待に応えることで一番の人生はうまくいってきたからだ。
しかし二年の交際を経て恋人の千凪にプロポーズしたところ、彼女の返事は「好きだけど、愛したことは一度もない」だった――。
千凪はアロマンティック・アセクシャル(他人に恋愛感情も性的欲求も抱くことがない性質)で、長年、恋愛ができないが故に「普通」の人生を送れないことに悩み、もがいていたのだった。
千凪への思いを捨てられない一番と、普通になりたい千凪。恋愛感情では結ばれない二人にとっての愛の形とは。
道沢一番という名前は、「何事にも一番になれるように」という父の願いで付けられた。
重荷に感じたこともあったが、父には感謝している。「男らしく生きろ」という父の期待に応えることで一番の人生はうまくいってきたからだ。
しかし二年の交際を経て恋人の千凪にプロポーズしたところ、彼女の返事は「好きだけど、愛したことは一度もない」だった――。
千凪はアロマンティック・アセクシャル(他人に恋愛感情も性的欲求も抱くことがない性質)で、長年、恋愛ができないが故に「普通」の人生を送れないことに悩み、もがいていたのだった。
千凪への思いを捨てられない一番と、普通になりたい千凪。恋愛感情では結ばれない二人にとっての愛の形とは。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「一番の恋人」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 王様のブランチのBOOKコーナーで紹介されたので読みました。 君嶋 彼方、2作目です。今時の恋愛譚、恋愛も人も千差万別だと思いますが、本作の「アロマンティック・アセクシャル」もLGBTQも増え過ぎた人類を抑える 王様のブランチのBOOKコーナーで紹介されたので読みました。 君嶋 彼方、2作目です。今時の恋愛譚、恋愛も人も千差万別だと思いますが、本作の「アロマンティック・アセクシャル」もLGBTQも増え過ぎた人類を抑えるための地球の自浄作用ではないでしょうか❓ 愛自体元々幻想だと思いますが・・・ 「アロマンティック・アセクシャル」と言う言葉を本書で初めて知りました。 https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g322312000035/ …続きを読む
    starbro
    2024年07月18日
    214人がナイス!しています
  • アロマンティック・アセクシャルという自分の知らない、性的マイノリティをテーマにした物語。主人公は、道沢一番と神崎千凪の2人。ストーリーは、交互に2人それぞれの視点から描かれる。一番と千凪の恋愛は極めて アロマンティック・アセクシャルという自分の知らない、性的マイノリティをテーマにした物語。主人公は、道沢一番と神崎千凪の2人。ストーリーは、交互に2人それぞれの視点から描かれる。一番と千凪の恋愛は極めて順調。千凪を実家に伴い両親に紹介した後、一番はプロポーズし、千凪から応諾の返事を得ます。しかし、その後に、千凪から「好きだけど愛したことは一度もない」、キスもセックスも実は苦痛でしかなかったとカミングアウトされてしまう。愛の在り方について深く考えさせられる話だった。何とも言えない余韻を残すラストも印象的。 …続きを読む
    のぶ
    2024年07月30日
    108人がナイス!しています
  • アロマンティック・アセクシャルという性質がある事を初めて知った。自身が知らないだけで、周囲にも居るのかも知れないと思った。一番と千凪の葛藤に胸が苦しくなったが、それを覆い隠すくらい、一番の父が不快だっ アロマンティック・アセクシャルという性質がある事を初めて知った。自身が知らないだけで、周囲にも居るのかも知れないと思った。一番と千凪の葛藤に胸が苦しくなったが、それを覆い隠すくらい、一番の父が不快だった。人には、それぞれ価値観、そう想うに至った過程と理由があるのかもしれないが・・・それでも、ただただ不快だった。この父親の職場はパワハラ天国なんじゃなかろうか?主人公2人に幸せになってもらいたいが、それと一緒くらい、勝利の幸せと、一番の母親が心労で倒れないかが心配。 …続きを読む
    kou
    2024年09月13日
    96人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品