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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041147290
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Y

  • 著者 佐藤 正午
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041147290

もしもの世界に思いを馳せる名作恋愛ミステリ。

秋間文夫のもとに不審な電話がかかってきた。北川健と名乗るその男は、かつて秋間の親友だったと言うが、秋間には心当たりがなかった。読んでほしいものがあると告げられた秋間は、原稿が記録されたフロッピーディスクと、500万の現金を渡される。北川が何度も時間を逆戻りしているという不思議な物語を読むうち、秋間は18年前に起きた井の頭線の事故のことを思い出す――。直木賞作家が紡ぐ、時間を超えた傑作ミステリ。 秋間文夫のもとに不審な電話がかかってきた。北川健と名乗るその男は、かつて秋間の親友だったと言うが、秋間には心当たりがなかった。読んでほしいものがあると告げられた秋間は、原稿が記録されたフロッピーディスクと、500万の現金を渡される。北川が何度も時間を逆戻りしているという不思議な物語を読むうち、秋間は18年前に起きた井の頭線の事故のことを思い出す――。直木賞作家が紡ぐ、時間を超えた傑作ミステリ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

プロローグ
第一章 親友
第二章 代理人
第三章 フロッピーディスク
第四章 西里真紀
第五章 フロッピーディスク(続き)
第六章 依頼
第七章 フロッピーディスク(続き)
第八章 水書弓子
第九章 フロッピーディスク(続き)
第十章 回答
第十一章 記憶
第十二章 フロッピーディスク(続き)
第十三章 一九九八年九月六日
第十四章 残されたもの
エピローグ

解説 香山二三郎

「Y」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 1998年なんてずいぶん時代設定が古いなぁ、と思ってたら刊行自体1999年と古い本なのですね。 題名『Y』の意味は読んでいくと途中で判明。タイムリープで過去を変えたことで生じる未来の枝分かれのことなのね、と。 1998年なんてずいぶん時代設定が古いなぁ、と思ってたら刊行自体1999年と古い本なのですね。 題名『Y』の意味は読んでいくと途中で判明。タイムリープで過去を変えたことで生じる未来の枝分かれのことなのね、と。
    蝸牛
    2024年11月16日
    3人がナイス!しています
  • 恋愛小説と思って買ったらミステリ要素が強かった。そして最近の作品だと思って読み終えたけど昔の作品だった。でも面白かった。自分も変えたい過去があるけど、「この瞬間に戻れば」っていうのは無いなぁ。産まれて 恋愛小説と思って買ったらミステリ要素が強かった。そして最近の作品だと思って読み終えたけど昔の作品だった。でも面白かった。自分も変えたい過去があるけど、「この瞬間に戻れば」っていうのは無いなぁ。産まれて育ってきた環境が間違ってた(思い望む結果を得られなかった)と思うから、戻るなら産まれた瞬間になるのかな。でもそこまで戻ったとして果たして出逢うべき人に出逢えるんだろうか。最後に西里さんとの未来を選んだ?のは結構意外だった。こういう選択もあるんだなぁと。北川さんには取れない選択だよなぁ。自分は北川さん派。 …続きを読む
    遠野
    2024年11月14日
    0人がナイス!しています

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