千夜千冊エディション 数学的

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年03月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784044008161
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千夜千冊エディション 数学的

  • 著者 松岡 正剛
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年03月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784044008161

数式なしで、垣間見る。書物で紐解く数学の美しき世界。

シリーズ30冊目となる本書「数学的」では、古今東西の数学書を読み解く。「数」の概念の誕生から、微分の発明、幾何・代数をへて、カオス理論、そして情緒としての数学に至るまで。数学という、一見すると難解な世界を「言葉」としてとらえ、理解するための一冊。 シリーズ30冊目となる本書「数学的」では、古今東西の数学書を読み解く。「数」の概念の誕生から、微分の発明、幾何・代数をへて、カオス理論、そして情緒としての数学に至るまで。数学という、一見すると難解な世界を「言葉」としてとらえ、理解するための一冊。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 数学的センス
マーティン・ガードナー 『自然界における左と右』
オスカー・ベッカー 『数学的思考』
キース・デブリン 『数学:パターンの科学』
グレゴリー・J・チャインティン 『セクシーな数学』
スチュワート・シャピロ 『数学を哲学する』
サイモン・シン 『フェルマーの最終定理』
デイヴィッド・バーリンスキ 『史上最大の発明:アルゴリズム』

第二章 数学をつくる
ウィルヘルム・ライプニッツ 『ライプニッツ著作集』
ピエール・シモン・ラプラス 『確率の哲学的試論』
G・ウォルド・ダニングトン 『ガウスの生涯』
マイケル・J・ブラッドリー 『数学を拡げた先駆者たち』
近藤洋逸 『新幾何学思想史』
フィット・ヒルベルト&ステファン・コーン=フォッセン『直観幾何学』
ヘルマン・ワイル 『数学と自然科学の哲学』
ハオ・ワン 『ゲーデル再考』
デービッド・トール 『数学的思考』

第三章 非線形で考える
モーリス・クライン 『不確実性の数学』(上下)
アンリ・ポアンカレ 『科学と方法』
蔵本由紀 『非線形科学』
渡辺慎介 『ソリトン 非線形のふしぎ』
ダヴィッド・ルエール 『偶然とカオス』
山口昌哉 『カオスとフラクタル』
津田一郎 『カオス的脳観』
金子邦彦 『カオスの紡ぐ夢の中で』

第四章 情緒だって数学である
村田全 『日本の数学 西洋の数学』
高木貞治 『近世数学史談』
岡潔 『春宵十話』
吉田武 『虚数の情緒』
森田真生 『数学する身体』
スタニスワフ・レム 『虚数』
アダム・ファウアー 『数学的にありえない』
追伸 何かが「数学的なものを」めざしてきた

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「千夜千冊エディション 数学的」感想・レビュー
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  • 巨星墜つ。博覧強記という言葉はこの人のためにあったのではないか。そして人脈も広いし行動力にも優れていたということが、著作(本作に限らず)を読むとよくわかる。物理のことを聞きにいく先が湯川秀樹、とか普通 巨星墜つ。博覧強記という言葉はこの人のためにあったのではないか。そして人脈も広いし行動力にも優れていたということが、著作(本作に限らず)を読むとよくわかる。物理のことを聞きにいく先が湯川秀樹、とか普通あり得ない。「数学的」で千夜千冊エディションが一冊組めるというのも驚きだが、たぶん松岡さんは理数系の学問を、理数系の内部にいる当事者の人たちよりも高い次元の視点から眺めていたのではないかと思う。 …続きを読む
    アドソ
    2024年10月22日
    6人がナイス!しています

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