- 著者 田辺 聖子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年12月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 464
- ISBN:
- 9784041146255
光源氏ものがたり 下
- 著者 田辺 聖子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年12月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 464
- ISBN:
- 9784041146255
青年源氏が老境へ――さらに源氏亡き後、薫と匂宮に引き継がれるラブロマン
「梅枝」から「夢浮橋」まで。明石から戻った光源氏は、太上大臣に昇進し栄華を極める。しかし、最愛の紫の上が死を迎えたことにより、この世はまぼろし――とたちつくす。そして、源氏亡き後、二人の貴公子薫と匂宮に物語は引き継がれ――。田辺聖子が綴る、華麗な王朝絵巻。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
栄える一族 「梅枝」「藤裏葉」
女三の宮 「若菜」一
恋の唐猫 「若菜」二
女楽の夕 「若菜」三
柏木の恋 「若菜」四
美しい尼宮 「柏木」「横笛」「鈴虫」
すべてまぼろし 「夕霧」「御法」「幻」
匂宮と薫の君 「匂兵部卿」「紅梅」「竹河」「橋姫」
美しい姉妹 「橋姫」「椎本」
恋のたくらみ 「総角」
雪降りしきる宇治 「総角」「早蕨」
匂宮のご婚儀「宿木」
忘れられぬ面影 「宿木」「東屋」
いなか乙女・浮舟 「東屋」
たちばなの小島 「浮舟」
浮舟よ、いずこ 「浮舟」「蜻蛉」
かげろうよりはかなく……「蜻蛉」
救われた浮舟 「手習」
この世は夢の浮橋か「手習い」「夢の浮橋」
あとがき
てのひらの中の『源氏物語』
女三の宮 「若菜」一
恋の唐猫 「若菜」二
女楽の夕 「若菜」三
柏木の恋 「若菜」四
美しい尼宮 「柏木」「横笛」「鈴虫」
すべてまぼろし 「夕霧」「御法」「幻」
匂宮と薫の君 「匂兵部卿」「紅梅」「竹河」「橋姫」
美しい姉妹 「橋姫」「椎本」
恋のたくらみ 「総角」
雪降りしきる宇治 「総角」「早蕨」
匂宮のご婚儀「宿木」
忘れられぬ面影 「宿木」「東屋」
いなか乙女・浮舟 「東屋」
たちばなの小島 「浮舟」
浮舟よ、いずこ 「浮舟」「蜻蛉」
かげろうよりはかなく……「蜻蛉」
救われた浮舟 「手習」
この世は夢の浮橋か「手習い」「夢の浮橋」
あとがき
てのひらの中の『源氏物語』
「光源氏ものがたり 下」感想・レビュー
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光源氏の次の世代の薫と匂宮が中心の宇治十帖は、女性達の苦しみがしんどいドロドロしたメロドラマで、続きが気になって読み出したら一気に200ページくらいペロッといけた。いつか宇治に行こうとなったけど、薫も匂 …続きを読む2024年03月24日16人がナイス!しています
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下巻は源氏の晩年や源氏亡き後の子供世代の物語。自分の知っている源氏物語の知識は全て前半だったので読み終えてようやくこの長い物語の全貌を簡単ではあるが知る事が出来た。初恋の雲井雁と結婚して尻に敷かれる夕 …続きを読む2024年03月17日9人がナイス!しています
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「語り部」の口調で語られる源氏物語。やわらかな敬語と口調で源氏物語の流れが追え、さらさらと読めてあっという間だった。2024年10月31日4人がナイス!しています