無貌の君へ、白紙の僕より

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784049155211

無貌の君へ、白紙の僕より

  • 著者 にのまえ あきら
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784049155211

電撃小説大賞受賞! これは偽りの君と透明な僕が描く、恋と復讐の物語。

なげやりな日々を送る高校生の優希。夏休み明けのある日、彼はひとり孤独に絵を描き続ける少女・さやかと出会う。
――私の復讐を手伝ってくれませんか。
六年前共に絵を学んだ少女は、人の視線を恐れ、目を開くことができなくなっていた。それでも人を描くことが自分の「復讐」であり、絶対にやり遂げたいという。
彼女の切実な思いを知った優希は絵の被写体として協力することに。
二人きりで過ごすなかで、優希はさやかのひたむきさに惹かれていく。しかし、さやかには優希に打ち明けていないもう一つの秘密があって……。
学校、家族、進路、友人――様々な悩みを抱える高校生の男女が「絵を描く」ことを通じて自らの人生を切り開いていく青春ラブストーリー。
なげやりな日々を送る高校生の優希。夏休み明けのある日、彼はひとり孤独に絵を描き続ける少女・さやかと出会う。
――私の復讐を手伝ってくれませんか。
六年前共に絵を学んだ少女は、人の視線を恐れ、目を開くことができなくなっていた。それでも人を描くことが自分の「復讐」であり、絶対にやり遂げたいという。
彼女の切実な思いを知った優希は絵の被写体として協力することに。
二人きりで過ごすなかで、優希はさやかのひたむきさに惹かれていく。しかし、さやかには優希に打ち明けていないもう一つの秘密があって……。
学校、家族、進路、友人――様々な悩みを抱える高校生の男女が「絵を描く」ことを通じて自らの人生を切り開いていく青春ラブストーリー。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

プロローグ
第一章 無貌の君
幕間
第二章 白紙のあなた
終章 だから、君を見ようと思った

「無貌の君へ、白紙の僕より」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • なげやりな日々を送っていた高校生の優希。夏休み明けのある日、孤独に絵を描き続ける少女・さやかと出会う恋と復讐の物語。六年前に共に絵を学び、今は人の視線を恐れ目を開くことができなくなっていた少女。それで なげやりな日々を送っていた高校生の優希。夏休み明けのある日、孤独に絵を描き続ける少女・さやかと出会う恋と復讐の物語。六年前に共に絵を学び、今は人の視線を恐れ目を開くことができなくなっていた少女。それでも人を描くことが自分の「復讐」であり、絶対にやり遂げたい彼女の切実な思いを知って、絵の被写体として協力する優希。お互いに惹かれつつある中、彼自身が抱える事情も垣間見えてゆく一方、さやかにもまた打ち明けていなかった秘密があって、それぞれの過去を乗り越えて今の大切な想いに向き合ってみせた結末が印象的な物語でした。 …続きを読む
    よっち
    2024年04月30日
    29人がナイス!しています
  • 心因性の顔貌失認症とはいったいどんな世界なのか。元美術部員の人間として、人の顔を認識できないで絵を描けるのか不思議。幼なじみのボーイ・ミーツ・ガールのお話として読んだが、高校生女子の話し方がイマドキは 心因性の顔貌失認症とはいったいどんな世界なのか。元美術部員の人間として、人の顔を認識できないで絵を描けるのか不思議。幼なじみのボーイ・ミーツ・ガールのお話として読んだが、高校生女子の話し方がイマドキはこんななのかなあとなかなか馴染めなかった。男子が上手く絵を描けなくなったのが、進学校受験のためというのは何となくわかる。自分も美術教師から大学受験のために部室に来なくて良いと言われてから絵筆を取ることがなくなってそのままになっている。「絵心」というように絵を描くのに精神的要素が大きいのが本作のキーだと思う。 …続きを読む
    禿童子
    2024年07月23日
    21人がナイス!しています
  • 高校二年生の優希は、小学生のときに通っていた絵画教室で出会った少女と再会する。 しかし、彼女は人と目を合わせられなくなっていた。 それでも人物画を描きたいという彼女のために、優希は被写体を引き受けるが─ 高校二年生の優希は、小学生のときに通っていた絵画教室で出会った少女と再会する。 しかし、彼女は人と目を合わせられなくなっていた。 それでも人物画を描きたいという彼女のために、優希は被写体を引き受けるが──。 彼らが背負った悲しい過去。 揺れ動く恋愛感情。 瑞々しい筆致によって描かれた文章も素敵でした。 大切なものを失ってしまった2人が紡ぐ、世界で最も優しい復讐の物語です。 …続きを読む
    なみ
    2024年04月27日
    18人がナイス!しています

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