- 著者 浅倉 秋成
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年03月26日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041145647
家族解散まで千キロメートル
- 著者 浅倉 秋成
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年03月26日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041145647
〈家族の嘘〉が暴かれる時、本当の人生が始まる。どんでん返し家族ミステリ
実家に暮らす29歳の喜佐周(きさ・めぐる)。古びた実家を取り壊して、両親は住みやすいマンションへ転居、姉は結婚し、周は独立することに。引っ越し3日前、いつも通りいない父を除いた家族全員で片づけをしていたところ、不審な箱が見つかる。中にはニュースで流れた【青森の神社から盗まれたご神体】にそっくりのものが。「いっつも親父のせいでこういう馬鹿なことが起こるんだ!」理由は不明だが、父が神社から持ってきてしまったらしい。返却して許しを請うため、ご神体を車に乗せて青森へ出発する一同。しかし道中、周はいくつかの違和感に気づく。なぜ父はご神体など持ち帰ったのか。そもそも父は本当に犯人なのか――?
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
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「家族解散まで千キロメートル」感想・レビュー
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星3 ミステリーと家族の意味を考える哲学の混合小説。前半は、ドタバタロードノベルの色彩が強く、あまり深く考えることもなく読み進めたが、終盤で家族の意味、一夫一婦制の捉え方についての問題提起に始まり、頭 …続きを読む2024年04月20日211人がナイス!しています
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1月1日元旦の喜佐家の波乱の物語。倉庫に謎のご神体が見つかりはるばる青森県の十和田白山神社まで家族で返しに行くことに。時間が迫る中、疑心暗鬼がさまよい、誰が盗んだ?何のために?様々な行くてを阻む事も起き …続きを読む2024年05月14日159人がナイス!しています
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めくるめく変化する展開、スリルあって夢中で読んでしまった。事件解決はい終わりの単純なミステリだけでも充分面白かったが終盤の家族云々がまた深い。カタチを守ることも大事だけど役割を終えたなら解散してしまう …続きを読む2024年08月30日137人がナイス!しています