- 著者 小林 ふみ子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年09月24日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784044007980
大田南畝 江戸に狂歌の花咲かす
- 著者 小林 ふみ子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年09月24日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784044007980
愉快で粋な「狂歌師」になる新しい遊び方を提供。参加型文芸ブームの立役者
天明期、江戸で狂歌が大流行した。狂歌とは、五七五七七の形式に載せて滑稽な歌を詠む文芸である。ブームの仕掛け人・大田南畝の昂揚感のある狂歌は多くの人を惹きつけ、誰もが気軽に参加できるその狂歌会は流行の発信源となった。楽しい江戸のまちの太鼓持ち「狂歌師」という役どころは、いかにして人びとを魅了したのか。平賀源内や山東京伝にも一目置かれ、蔦屋重三郎の良き助言者であった大田南畝の人物像がわかる決定版。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
プロローグ
序章 大田南畝という人
第一章 狂歌の大親分になるまで
第二章 言葉のチカラで「役」づくり
第三章 われらが江戸自慢の流儀
終章 文芸界の大御所「蜀山人」として
エピローグ 成長しない社会の楽しみ方
序章 大田南畝という人
第一章 狂歌の大親分になるまで
第二章 言葉のチカラで「役」づくり
第三章 われらが江戸自慢の流儀
終章 文芸界の大御所「蜀山人」として
エピローグ 成長しない社会の楽しみ方
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「大田南畝 江戸に狂歌の花咲かす」感想・レビュー
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全体にまあまあ面白く読めたが、おそらく著者も十分に自覚している通り、「めでたさ」をあおる狂歌師という「役」を強調しまた著者自身がその役回りを演じようとするあまり、そのはしゃぎぶりがやや鼻につく。また、 …続きを読む2024年12月25日11人がナイス!しています
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飢饉や災害といった激動の時代に狂歌をみんなで楽しんでいる時代の空気や当時の日本人の教養の高さを感じられた。2025年01月24日4人がナイス!しています
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機知と諧謔に満ちた芸を野暮にならずに解説するのは難しいものだな。2024年12月21日2人がナイス!しています