- 著者 俵 万智
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年10月30日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 154
- ISBN:
- 9784048845632
アボカドの種
- 著者 俵 万智
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年10月30日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 154
- ISBN:
- 9784048845632
《言葉から言葉つむがずテーブルにアボカドの種芽吹くのを待つ》
一首一首、自分の目で世界を見るところから、歌を生む。言葉から言葉をつむぐだけなら、たとえばAIにだってできるだろう。心から言葉をつむぐとき、歌は命を持つのだと感じる。 迢空賞受賞後初、待望の第7歌集。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「アボカドの種」感想・レビュー
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久しぶりにじっくりと俵万智さんの歌を堪能した。一つ一つに情景が浮かび、その余韻が堪らない。歌と歌の間を渡る空気が狭かったり広かったり、深かったりして沁みるのが多かった。N〇Kプロフェッショナルの放送を観 …続きを読む2023年11月14日157人がナイス!しています
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ほぼ同世代の俵さん。NHKの特集も見ていたので興味深く読んだ。ご両親のこと、息子さんのこと、コロナ禍のこと。飾らない言葉で紡がれる短歌は親しみやすく共感しまくり。装幀も素敵だし手元に置いておきたくなる一 …続きを読む2024年01月23日113人がナイス!しています
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その時々の社会の在り様だったり、自分自身のこれまでを想い出しながらの時間。息遣いが聴こえてくる。決して、大仰な表現でないからこそ、響くものがある。そんな句集だと思うし、それが俵万智さんの世界。2023年12月25日86人がナイス!しています