小牧・長久手合戦 秀吉と家康、天下分け目の真相

小牧・長久手合戦 秀吉と家康、天下分け目の真相

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年12月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
404
ISBN:
9784040824949
label

小牧・長久手合戦 秀吉と家康、天下分け目の真相

  • 著者 平山 優
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年12月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
404
ISBN:
9784040824949

羽柴vs織田&徳川、天下を決定づけた歴史の分岐点は、この戦にあった!

信長亡き後も続いた、織田家を頂点とする政権。しかし、次第に深まる内部分裂によって、織田家の筆頭にいた織田信雄と同盟者の徳川家康、織田家臣ながら有力者の羽柴秀吉による合戦が勃発した。秀吉政権を成立させ、さらに後の家康の天下取りの起点にもなった、真の「天下分け目の戦い」の全貌を、気鋭の歴史文学者が明かす。

【目次】
はじめに
序 章 本能寺の変と織田政権の動揺
第一章 「織田体制」の成立と再編
  一、清須会議と「織田体制」(「清須体制」)の成立
  二、「清須体制」の崩壊と「織田体制」の再編
第二章 小牧・長久手合戦始まる
  一、信雄と秀吉の断交
  二、熾烈な外交戦
  三、尾張・伊勢一向宗門徒の動向
  四、小牧山・楽田間の対陣と伊勢の戦局
第三章 濃尾平野の地形と両軍の布陣
  一、戦国期濃尾平野の景観復元
  二、二つの「尾州小牧陣図」を読み解く
  三、両軍の城砦と布陣
第四章 小牧・長久手合戦と周辺諸国
  一、緊迫する信濃情勢
  二、東美濃の攻防戦
  三、畿内の戦役
第五章 長久手合戦と戦局の転換
  一、長久手合戦
  二、戦線の拡大――尾張西部での合戦
  三、戦線の拡大――蟹江合戦
第六章 小牧・長久手合戦の終結と「織田体制」の崩壊
  一、信雄・秀吉の和睦と「織田体制」の崩壊
  二、関白政権の樹立と徳川家康
終 章 小牧・長久手合戦の歴史的意義
おわりに
主要参考文献一覧
信長亡き後も続いた、織田家を頂点とする政権。しかし、次第に深まる内部分裂によって、織田家の筆頭にいた織田信雄と同盟者の徳川家康、織田家臣ながら有力者の羽柴秀吉による合戦が勃発した。秀吉政権を成立させ、さらに後の家康の天下取りの起点にもなった、真の「天下分け目の戦い」の全貌を、気鋭の歴史文学者が明かす。

【目次】
はじめに
序 章 本能寺の変と織田政権の動揺
第一章 「織田体制」の成立と再編
  一、清須会議と「織田体制」(「清須体制」)の成立
  二、「清須体制」の崩壊と「織田体制」の再編
第二章 小牧・長久手合戦始まる
  一、信雄と秀吉の断交
  二、熾烈な外交戦
  三、尾張・伊勢一向宗門徒の動向
  四、小牧山・楽田間の対陣と伊勢の戦局
第三章 濃尾平野の地形と両軍の布陣
  一、戦国期濃尾平野の景観復元
  二、二つの「尾州小牧陣図」を読み解く
  三、両軍の城砦と布陣
第四章 小牧・長久手合戦と周辺諸国
  一、緊迫する信濃情勢
  二、東美濃の攻防戦
  三、畿内の戦役
第五章 長久手合戦と戦局の転換
  一、長久手合戦
  二、戦線の拡大――尾張西部での合戦
  三、戦線の拡大――蟹江合戦
第六章 小牧・長久手合戦の終結と「織田体制」の崩壊
  一、信雄・秀吉の和睦と「織田体制」の崩壊
  二、関白政権の樹立と徳川家康
終 章 小牧・長久手合戦の歴史的意義
おわりに
主要参考文献一覧

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに
序 章 本能寺の変と織田政権の動揺
第一章 「織田体制」の成立と再編
  一、清須会議と「織田体制」(「清須体制」)の成立
  二、「清須体制」の崩壊と「織田体制」の再編
第二章 小牧・長久手合戦始まる
  一、信雄と秀吉の断交
  二、熾烈な外交戦
  三、尾張・伊勢一向宗門徒の動向
  四、小牧山・楽田間の対陣と伊勢の戦局
第三章 濃尾平野の地形と両軍の布陣
  一、戦国期濃尾平野の景観復元
  二、二つの「尾州小牧陣図」を読み解く
  三、両軍の城砦と布陣
第四章 小牧・長久手合戦と周辺諸国
  一、緊迫する信濃情勢
  二、東美濃の攻防戦
  三、畿内の戦役
第五章 長久手合戦と戦局の転換
  一、長久手合戦
  二、戦線の拡大――尾張西部での合戦
  三、戦線の拡大――蟹江合戦
第六章 小牧・長久手合戦の終結と「織田体制」の崩壊
  一、信雄・秀吉の和睦と「織田体制」の崩壊
  二、関白政権の樹立と徳川家康
終 章 小牧・長久手合戦の歴史的意義
おわりに
主要参考文献一覧

「小牧・長久手合戦 秀吉と家康、天下分け目の真相」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 関ヶ原に比べ日本史上の扱いが小さい小牧・長久手の合戦だが、その重要性は劣らず大きかったとわかる。本能寺以後も形式上は続いていた織田体制から、秀吉政権に移行する決定的な契機になったのだから。強いリーダー 関ヶ原に比べ日本史上の扱いが小さい小牧・長久手の合戦だが、その重要性は劣らず大きかったとわかる。本能寺以後も形式上は続いていた織田体制から、秀吉政権に移行する決定的な契機になったのだから。強いリーダーでなければ家が保てない戦国時代にあって、秀吉に連敗し和睦に追い込まれた信雄は信長の後継者に不適格だと暴露してしまった。一方で局地戦とはいえ長久手で勝利した家康は、戦略的には敗北したが広く人望を集めるに至った。世の人びとが天下の行方を左右すると認識していた点で、確かに本当の意味で天下分け目の合戦といえるだろう。 …続きを読む
    パトラッシュ
    2025年02月09日
    130人がナイス!しています
  • 「小牧・長久手の戦い」の歴史的意義を詳らかにし、本能寺の変の後、清須会議の合意にも拘わらず、織田政権が崩壊していった謎が丹念に解き明かされます。合戦の尾張周辺の地のみならず、関東、北陸、畿内、西国、四 「小牧・長久手の戦い」の歴史的意義を詳らかにし、本能寺の変の後、清須会議の合意にも拘わらず、織田政権が崩壊していった謎が丹念に解き明かされます。合戦の尾張周辺の地のみならず、関東、北陸、畿内、西国、四国の大名らをも巻き込んだ多角化した抗争のうえ、織田体制下の主従が逆転した過程が参戦の武将たちの戦績とともに克明にされます。日本史の教科書が省略しがちな「第一の天下分け目の戦い」の骨太のサブノートです。 …続きを読む
    名古屋ケムンパス
    2025年02月25日
    36人がナイス!しています
  • 織田信雄と徳川家康vs豊臣秀吉。小牧長久手で行われた戦い以外でも戦いが行われ、織田体制の維持か、秀吉が覆すか。信雄が秀吉になびく家老を誅すところから始まる。濃尾平野をめぐる陣取り合戦。川が今と違い、枝 織田信雄と徳川家康vs豊臣秀吉。小牧長久手で行われた戦い以外でも戦いが行われ、織田体制の維持か、秀吉が覆すか。信雄が秀吉になびく家老を誅すところから始まる。濃尾平野をめぐる陣取り合戦。川が今と違い、枝分かれ、島のようになっている。もちろん、小牧長久手で行われた三河中入りの攻防は面白い。犬山城、小牧山城、白山林合戦古戦場、長久手、岩崎城、岡崎城と実際に行ってみると位置関係や距離感が分かり、歴史散策はやめられない。ミスターこまなが内貴健太さんの著書をガイドブックに家康が秀吉に屈するまで網羅、語り尽くせぬ面白さ …続きを読む
    のぶのぶ
    2025年02月17日
    34人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品