- 著者 立原 道造
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年12月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041143292
優しき歌
- 著者 立原 道造
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年12月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041143292
透明感あふれる抒情詩集、待望の復刊
「影は きいてゐる 私の心にうたふのを/ひとすぢの 古い小川のさやぎのやうに」」(「真冬のかたみに……」)。24歳で夭折した立原道造が遺した詩集『萱草に寄す』『暁と夕の詩』『優しき歌』。音楽的で構築的なソネット形式による透明感あふれる抒情詩集を全て収録。ほか、悩み多き青春が綴られた高等学校時代の習作や草稿詩篇、旅先での絶筆「南国の空青けれど」など、類なき詩人の純粋な魂と試行錯誤の様を多面的に収める。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
詩集 萓草に寄す
詩集 暁と夕の詩
詩集 優しき歌
草稿詩篇(1932‐33)
手製詩集 さふらん
手製詩集 日曜日
手製詩集 散歩詩集
草稿詩篇(1933‐35)
未刊詩集 田舎歌
拾遺詩篇(1935‐38)
草稿詩篇(1938)
詩集 暁と夕の詩
詩集 優しき歌
草稿詩篇(1932‐33)
手製詩集 さふらん
手製詩集 日曜日
手製詩集 散歩詩集
草稿詩篇(1933‐35)
未刊詩集 田舎歌
拾遺詩篇(1935‐38)
草稿詩篇(1938)
「優しき歌」感想・レビュー
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初めて立原道造の詩に触れたのは昨年の桜の下での朗読会。美しくも耽美な声で紡がれる『うたふやうにゆつくりと……』に衝撃を受けたのを覚えている。音楽的で構築的なソネット形式とあるが、成程音で聴くとすんなりと …続きを読む2024年03月15日55人がナイス!しています
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ソネットのせいか音楽的で透明感を感じました。静かに奏でられる言葉に酔いました。純粋で美しい。本で読むのも良いですが、音読したらより情緒が増すでしょうね。2024年03月17日41人がナイス!しています
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「夢みたものは ひとつの幸福 ねがつたものは ひとつの愛 山なみのあちらにも しづかな村がある 明るい日曜日の 青い空がある」(『夢みたものは······』) 「しあはせな一日は幾つあつたらう 日の終わり …続きを読む2024年02月25日16人がナイス!しています