戦艦武蔵の最期

戦艦武蔵の最期

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

一部誤りがございました

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年11月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
368
ISBN:
9784040824925
label

戦艦武蔵の最期

  • 著者 渡辺 清
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年11月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
368
ISBN:
9784040824925

「不沈艦」が沈むまでの戦場の現実を描いた戦記文学の傑作、復刊!

「おれたちをここまで追いつめたやつは、一体誰だ、誰だ、誰なんだ……。」

“不沈艦” 神話を信じ、乗り組んだ船で見たのはあまりに悲惨な戦場の現実だった――全長250m超の大和型2番艦「武蔵」は1944年10月、日本の存亡をかけたレイテ沖海戦へと出航する。アメリカの航空戦力を前になすすべなく、主砲も沈黙するなか、「おれ」が選んだ道とは? 組織内暴力や上官の不条理、無差別に訪れる死。実際の乗艦経験をもとに、戦場の現実を描いた戦記文学の傑作。鶴見俊輔氏の論考も再録。 解説・一ノ瀬俊也

◆主砲の制御装置が魚雷一本の振動で故障、航空機には通用せずあえなく廃棄
◆「鬼」と恐れられていた上官が戦闘では遁走
◆元小学校教師は爆弾に吹き飛ばされ、十六歳で志願した少年は足を失い息を引き取る
◆沈没時は乗員よりも天皇の肖像写真の退避が優先された
「おれたちをここまで追いつめたやつは、一体誰だ、誰だ、誰なんだ……。」

“不沈艦” 神話を信じ、乗り組んだ船で見たのはあまりに悲惨な戦場の現実だった――全長250m超の大和型2番艦「武蔵」は1944年10月、日本の存亡をかけたレイテ沖海戦へと出航する。アメリカの航空戦力を前になすすべなく、主砲も沈黙するなか、「おれ」が選んだ道とは? 組織内暴力や上官の不条理、無差別に訪れる死。実際の乗艦経験をもとに、戦場の現実を描いた戦記文学の傑作。鶴見俊輔氏の論考も再録。 解説・一ノ瀬俊也

◆主砲の制御装置が魚雷一本の振動で故障、航空機には通用せずあえなく廃棄
◆「鬼」と恐れられていた上官が戦闘では遁走
◆元小学校教師は爆弾に吹き飛ばされ、十六歳で志願した少年は足を失い息を引き取る
◆沈没時は乗員よりも天皇の肖像写真の退避が優先された

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

お詫びと交換のお知らせ

平素より弊社刊行物に格別のご高配を賜り、厚く御礼を申し上げます。

2023年11月8日刊行の『戦艦武蔵の最期』(ISBN 978-4-04-082492-5)初版につきまして、復刊編集作業で不備があり、本文中で本来入るべきだった原稿の一部を欠落させてしまっていたことが判明いたしました。

本書をお買い上げいただいたお客様をはじめ関係各位には、深くお詫びを申し上げますとともに、次のように訂正いたします。


【正誤表】


角川新書編集部は再発防止を徹底し、細心の注意を払って作品作りに取り組んでまいります。


また、本書初版をお買い上げいただいたお客様には無償で修正版との交換対応をさせていただきます。

お手数をおかけし誠に申し訳ございませんが、下記窓口までご連絡いただけませんでしょうか。

折り返し、交換方法についてご案内いたします。


-----------------------------

▼本件に関するお問い合わせ

KADOKAWA カスタマーサポート

https://kdq.jp/kdbook

※「『戦艦武蔵の最期』の交換について」とご明記ください

※サポートは日本国内に限らせていただきます

-----------------------------

「戦艦武蔵の最期」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 人生の早い段階でこの本(の児童向け版)を読んだことで、自分の戦争観は計り知れない影響を受けた。それくらい大きな意味のある一冊。無論、自ら戦争を経験しているわけではないから括弧つきの「リアリティ」にすぎ 人生の早い段階でこの本(の児童向け版)を読んだことで、自分の戦争観は計り知れない影響を受けた。それくらい大きな意味のある一冊。無論、自ら戦争を経験しているわけではないから括弧つきの「リアリティ」にすぎないのだが、それでもやはりこれは本物だと思う。何度読んでも圧倒される。日本人の戦争観がどう変わろうと読み継がれるべき一冊で、再版には心から感謝したい(落丁があったのは残念だが)。 …続きを読む
    Toska
    2024年07月30日
    14人がナイス!しています
  • 渡辺清の著作でエピソードは少し読んでいたが、一括して出港から沈没まで読むと、虫けらのように殺されていく兵隊の姿が凄惨すぎて圧倒される。レイテ海戦自体が無謀だが、戦闘機もないままの出撃(すでに時代は飛行 渡辺清の著作でエピソードは少し読んでいたが、一括して出港から沈没まで読むと、虫けらのように殺されていく兵隊の姿が凄惨すぎて圧倒される。レイテ海戦自体が無謀だが、戦闘機もないままの出撃(すでに時代は飛行機による爆撃になっている)、駆逐艦に退避できる時間とチャンスは多数あったのに、完全に遅れた指示(沈むはずがないとしがみつき、首脳陣でお茶で別れの杯している暇があればなぜ…)。今の日本自体が不沈艦武蔵に例えられるのがわかる気がする。 …続きを読む
    ののまる
    2024年05月12日
    9人がナイス!しています
  • 武蔵最後の戦いの記録。実際に経験した人間だから書けるリアルさがありました。体験したことのすべてが反映されているわけではないでしょうし、中身が何から何まで実際のことではないのかもしれませんが当事者による 武蔵最後の戦いの記録。実際に経験した人間だから書けるリアルさがありました。体験したことのすべてが反映されているわけではないでしょうし、中身が何から何まで実際のことではないのかもしれませんが当事者によるこのような本は貴重ですね。 …続きを読む
    morelemon
    2024年01月20日
    1人がナイス!しています

powered by 読書メーター

一部誤りがございました

この著者の商品

最近チェックした商品