八月

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年08月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
232
ISBN:
9784048845519

八月

  • 著者 黒田 杏子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年08月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
232
ISBN:
9784048845519

日本を代表する俳人、黒田杏子の最終句集

日本を代表する俳人、黒田杏子の最終句集 日本を代表する俳人、黒田杏子の最終句集

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「八月」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ”生きてゐる人に手紙を書く三日” 高齢で周りがどんどん亡くなっていく、という句が多いので、これは正月3日に年賀状の返事を書く句でしょう多分。 伊藤園お~い、お茶、の俳句選者。昨年亡くなる。 ”生きてゐる人に手紙を書く三日” 高齢で周りがどんどん亡くなっていく、という句が多いので、これは正月3日に年賀状の返事を書く句でしょう多分。 伊藤園お~い、お茶、の俳句選者。昨年亡くなる。
    榊原 香織
    2024年03月13日
    65人がナイス!しています
  • 昨年3月に亡くなられた黒田杏子さんの遺句集。私と黒田杏子さんの出会いは日経俳壇の選者として。黒田杏子さんは私の俳句の物差しであった。我が父と同じ昭和13年生まれで勝手に親近感を抱いてもいた。 花満ちてど 昨年3月に亡くなられた黒田杏子さんの遺句集。私と黒田杏子さんの出会いは日経俳壇の選者として。黒田杏子さんは私の俳句の物差しであった。我が父と同じ昭和13年生まれで勝手に親近感を抱いてもいた。 花満ちてどこへも行かず本読んで/沈黙は金ですか蓮ひらきつぐ/ほやるふぶきほたる散華果報者/母の日や母の手紙に杏子様/身のどこも痛まぬ八十四歳涼し/原発の國のさみしき夏の果/花冷えといふ日本語を愛されし/眼の奥に棲む花の木をなつかしみ/全山の葉櫻を打つ雨の音 …続きを読む
    あや
    2024年05月10日
    23人がナイス!しています
  • 黒田杏子さんの最終句集。「ゆく年のどの星となく慕はしく」「ゆつくりといそぐ雑煮椀二つ」「花満ちてどこへもゆかず本読んで」「水鳥といへばかがやく都鳥」「かなしきことをかなしみて花を待つ」「月を待つ天平の 黒田杏子さんの最終句集。「ゆく年のどの星となく慕はしく」「ゆつくりといそぐ雑煮椀二つ」「花満ちてどこへもゆかず本読んで」「水鳥といへばかがやく都鳥」「かなしきことをかなしみて花を待つ」「月を待つ天平のこのみほとけと」 …続きを読む
    双海(ふたみ)
    2024年03月07日
    11人がナイス!しています

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