精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年10月13日
判型:
A5判
商品形態:
コミック
ページ数:
176
ISBN:
9784046829726

精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年10月13日
判型:
A5判
商品形態:
コミック
ページ数:
176
ISBN:
9784046829726

いびつで格好悪くて、まるで幻のような、かけがえのない、あの日々。

高校2年の春、摂食障害で体調を崩した私は、精神科病棟へ入院した。私物は没収され、家族とも会えない空間で、私は同じ病棟で生活する人々と出会う。
それまでの人生が一変するような絶望のなかで、少女は何を感じ、どのように再び前を向くのか。
話題作『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』の作者が自身の経験をモデルに挑む、困難と希望を描くセミフィクション。

【あらすじ】高校2年生の春、加藤ミモリは摂食障害で精神科病棟へ入院した。スマホなどの私物は没収され、家族とも会えない外部と遮断された空間で、自由にベッドから降りることすら禁じられた病棟での日々。ミモリは新しい環境に戸惑い、悲嘆に暮れながらも、やがて同じ病棟で生活を送る人々と交流するようになる。いつも廊下で倒れている人、一言も喋らない人、手が赤くなるまで消毒をする人、いつから入院しているのか謎の人、そして自分と同じ病気を持つ人……一風変わった入院患者たちの存在は、いつしかミモリの気持ちに変化を促していくのだった。

【解説】
松本俊彦(精神科医)

【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】
「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。
高校2年の春、摂食障害で体調を崩した私は、精神科病棟へ入院した。私物は没収され、家族とも会えない空間で、私は同じ病棟で生活する人々と出会う。
それまでの人生が一変するような絶望のなかで、少女は何を感じ、どのように再び前を向くのか。
話題作『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』の作者が自身の経験をモデルに挑む、困難と希望を描くセミフィクション。

【あらすじ】高校2年生の春、加藤ミモリは摂食障害で精神科病棟へ入院した。スマホなどの私物は没収され、家族とも会えない外部と遮断された空間で、自由にベッドから降りることすら禁じられた病棟での日々。ミモリは新しい環境に戸惑い、悲嘆に暮れながらも、やがて同じ病棟で生活を送る人々と交流するようになる。いつも廊下で倒れている人、一言も喋らない人、手が赤くなるまで消毒をする人、いつから入院しているのか謎の人、そして自分と同じ病気を持つ人……一風変わった入院患者たちの存在は、いつしかミモリの気持ちに変化を促していくのだった。

【解説】
松本俊彦(精神科医)

【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】
「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第1話 外と遮断された空間
第2話 怖くて変な人たち
第3話 痩せすぎた体
第4話 精神科病棟の人々
第5話 教えられない退院日
第6話 母親との面会
第7話 代わり映えのない生活で変わるもの
第8話 精神科病棟からの登校
第9話 逃げ出したい場所
第10話 私が安心できる場所
第11話 小さな事件
第12話 罪悪感と約束
第13話 会いたい家族、会いたくない家族
第14話 私の居場所
第15話 退院の日
第16話 再会とあの日々のこと
あとがき
解説 青春という名の「蒙を啓かれる」季節/松本俊彦(精神科医)

「精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 【コミックエッセイ「立ち行かないわたしたち」シリーズ第4作】(主人公は摂食障害になった女子高生という設定なので、まだ前途はいくらでもという意味で救いはある)みたところ結構大きな総合病院の精神科病棟とい 【コミックエッセイ「立ち行かないわたしたち」シリーズ第4作】(主人公は摂食障害になった女子高生という設定なので、まだ前途はいくらでもという意味で救いはある)みたところ結構大きな総合病院の精神科病棟という感じだったので、割とキレイめには描かれてます。暴れでもしないかぎり、特殊な生活は組まれているものの相応の自由もあるというテイストで、患者さんの個性もソフト。親御さんの理解もある程度は得られているから「良かった例」?  …続きを読む
    中玉ケビン砂糖
    2024年03月23日
    121人がナイス!しています
  • KU、タイトルの切られるような純粋さに惹かれて。十代の危うさ…自己を確立しようとしている精神は、「友人」の悪意で翻弄されてしまうことがある。…みんなが靴を褒めるエピソードが、なぜか温かく感じました。精一杯 KU、タイトルの切られるような純粋さに惹かれて。十代の危うさ…自己を確立しようとしている精神は、「友人」の悪意で翻弄されてしまうことがある。…みんなが靴を褒めるエピソードが、なぜか温かく感じました。精一杯のエールなのかもな。 …続きを読む
    たまきら
    2024年10月05日
    45人がナイス!しています
  • KindleUnlimitedで読了。友人の言葉から摂食障害になってしまったミモリ。他人の評価に合わせ続けていると精神のバランスを崩してしまうんだなあ。お父さんは抑圧的だし友人グループは退院後も相変わらず攻撃的なの KindleUnlimitedで読了。友人の言葉から摂食障害になってしまったミモリ。他人の評価に合わせ続けていると精神のバランスを崩してしまうんだなあ。お父さんは抑圧的だし友人グループは退院後も相変わらず攻撃的なので、精神科病棟での体験と仲間を拠り所にちゃんと言い返せるようになったミモリは本当に強くなったのだ。手足の描き方(演出も含めて)でミモリの変化を表しており、表現が秀逸。最後にトガワさんとミモリが邂逅する場面は痩せこけた頬のトガワさんともはや棒のようではない足のミモリが対照的に描かれ残酷さを感じた。 …続きを読む
    みなみ
    2024年10月15日
    6人がナイス!しています

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