レプリカだって、恋をする。3

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年12月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
280
ISBN:
9784049153439
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レプリカだって、恋をする。3

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年12月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
280
ISBN:
9784049153439

レプリカとオリジナル。ナオと素直。二人が向き合う、冬がくる。

 オリジナルがやりたくないことを押しつける身代わり、〈レプリカ〉だった私だけど、その役割を失って。

「素直が何を考えてるか分からなくて、怖い」

 そんな思いを抱えながら、季節は冬に向かっていく。

 素直が修学旅行に行っている間、私はアキくんと一緒に、リョウ先輩の故郷・富士宮へ行くことになった。それぞれ別々の場所で、はじめての旅を楽しみつつ、レプリカの仕組みの謎を紐解くピースを拾い――。
 そして私は、素直が秘めた思いと、知らなかった真実と、向き合うことになる。

――ナオと素直。それぞれの視点から描かれる、転機の第3巻。
 オリジナルがやりたくないことを押しつける身代わり、〈レプリカ〉だった私だけど、その役割を失って。

「素直が何を考えてるか分からなくて、怖い」

 そんな思いを抱えながら、季節は冬に向かっていく。

 素直が修学旅行に行っている間、私はアキくんと一緒に、リョウ先輩の故郷・富士宮へ行くことになった。それぞれ別々の場所で、はじめての旅を楽しみつつ、レプリカの仕組みの謎を紐解くピースを拾い――。
 そして私は、素直が秘めた思いと、知らなかった真実と、向き合うことになる。

――ナオと素直。それぞれの視点から描かれる、転機の第3巻。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「レプリカだって、恋をする。3」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 驚きの3巻目。そうだったのか! ファンタジーでありながら、同時にこんな展開になっていくとは思わなかった。レプリカ視点から描く物語として、自然にナオに肩入れしながら読み進めていたのだが、それもそのはず。 驚きの3巻目。そうだったのか! ファンタジーでありながら、同時にこんな展開になっていくとは思わなかった。レプリカ視点から描く物語として、自然にナオに肩入れしながら読み進めていたのだが、それもそのはず。作者の構築した世界観(という言葉でいいのかな?)の巧みさに圧倒された巻となりました。ここにきてオリジナルである愛川素直の視点から物語をふり返ると、今までのストーリーがつながっていき、一つ一つのことがすべてうなずけることにびっくり。一冊目からすでに惹かれるものがあったけど、これはすごい作品になる。次巻が楽しみ。 …続きを読む
    へくとぱすかる
    2023年12月12日
    61人がナイス!しています
  • 『レプリカとオリジナル。ナオと素直。二人が向き合う、冬がくる。』素直が何を考えているか分からなくて、怖い。そんな思いを抱えながら、季節は冬に向かっていく。素直が修学旅行へ行っている間、私はアキくんと一 『レプリカとオリジナル。ナオと素直。二人が向き合う、冬がくる。』素直が何を考えているか分からなくて、怖い。そんな思いを抱えながら、季節は冬に向かっていく。素直が修学旅行へ行っている間、私はアキくんと一緒に、リョウ先輩の故郷・富士宮へ行くことになって…。――ナオと素直。それぞれの視点から描かれる、転機の「レプリコ」シリーズ第3弾。リョウ先輩消失によってショックを受けるナオに追い打ちをかけるように、素直が学校へ行きだしやることがなくなってしまったナオ。そんな中訪れた次のイベント、修学旅行。素直が修学旅行に …続きを読む
    合縁奇縁
    2024年01月26日
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  • 前回最後に素直が発した「明日からは私が学校へ行くから」という一言を受けて始まる第3巻。リョウ先輩がいなくなり、学校へも行けなくなったナオの様々な感情が伝わってくる冒頭から、ずっとヒリヒリした雰囲気が漂 前回最後に素直が発した「明日からは私が学校へ行くから」という一言を受けて始まる第3巻。リョウ先輩がいなくなり、学校へも行けなくなったナオの様々な感情が伝わってくる冒頭から、ずっとヒリヒリした雰囲気が漂っていたように感じます。今回は素直の視点で語られる場面が多く、彼女がナオを生み出し、そして今ナオに対してどう思っているか、彼女の本心が刺さりましたね。また、レプリカとは何かへの答え合わせも示され、なお一層心が揺さぶられた思いがします。物語全体の「転」と「結」への橋渡しのような展開だったので次回が完結編かな…。 …続きを読む
    芳樹
    2024年06月11日
    50人がナイス!しています

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