七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041142042
label

七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

  • 著者 岩井 志麻子
  • 著者 小野 不由美
  • 著者 小林 泰三
  • 著者 澤村伊智
  • 著者 辻村 深月
  • 著者 恒川 光太郎
  • 著者 山白 朝子
  • 編者 朝宮 運河
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041142042

現代ホラー小説30年の至宝を一挙収録。新世紀ホラーシーンへ!

『影牢 現代ホラー小説傑作集』に続く2010年代を中心に発表された傑作ホラー短編7選。小野不由美の“営繕かるかや怪異譚”シリーズからは死霊に魅入られた主人公の心理に慄然とさせられる「芙蓉忌」。土俗的作品で知られる岩井志麻子による怨霊の圧倒的恐怖を描いた海の怪談「あまぞわい」。怪談の存在意義を問う辻村深月の「七つのカップ」など。作家たちの巧みな想像力により紡がれた悪夢の数々がここに。解説・朝宮運河

【収録作】
小野不由美「芙蓉忌」(『営繕かるかや怪異譚 その弐』角川文庫
山白朝子「子どもを沈める」(『私の頭が正常であったなら』角川文庫
恒川光太郎「死神と旅する女」(『無貌の神』角川文庫
小林泰三「お祖父ちゃんの絵(『家に棲むもの』)角川ホラー文庫
澤村伊智「シュマシラ」(『ひとんち』光文社文庫
岩井志麻子「あまぞわい」(『ぼっけえ、きょうてえ』角川ホラー文庫
辻村深月「七つのカップ」(『きのうの影踏み』角川文庫
『影牢 現代ホラー小説傑作集』に続く2010年代を中心に発表された傑作ホラー短編7選。小野不由美の“営繕かるかや怪異譚”シリーズからは死霊に魅入られた主人公の心理に慄然とさせられる「芙蓉忌」。土俗的作品で知られる岩井志麻子による怨霊の圧倒的恐怖を描いた海の怪談「あまぞわい」。怪談の存在意義を問う辻村深月の「七つのカップ」など。作家たちの巧みな想像力により紡がれた悪夢の数々がここに。解説・朝宮運河

【収録作】
小野不由美「芙蓉忌」(『営繕かるかや怪異譚 その弐』角川文庫
山白朝子「子どもを沈める」(『私の頭が正常であったなら』角川文庫
恒川光太郎「死神と旅する女」(『無貌の神』角川文庫
小林泰三「お祖父ちゃんの絵(『家に棲むもの』)角川ホラー文庫
澤村伊智「シュマシラ」(『ひとんち』光文社文庫
岩井志麻子「あまぞわい」(『ぼっけえ、きょうてえ』角川ホラー文庫
辻村深月「七つのカップ」(『きのうの影踏み』角川文庫

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

目次
小野不由美「芙蓉忌」
山白朝子「子どもを沈める」
恒川光太郎「死神と旅する女」
小林泰三「お祖父ちゃんの絵」
澤村伊智「シュマシラ」
岩井志麻子「あまぞわい」
辻村深月「七つのカップ」
解説 朝宮運河

「七つのカップ 現代ホラー小説傑作集」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 同じようなアンソロジーの「影牢」を読み終わったのでこちらの方も手に取りました。この作品の中でも既読のものがあり(小野不由美、澤村伊知、岩井志麻子)ましたが、再読に耐えるかなり怖いものでした。山白朝子さ 同じようなアンソロジーの「影牢」を読み終わったのでこちらの方も手に取りました。この作品の中でも既読のものがあり(小野不由美、澤村伊知、岩井志麻子)ましたが、再読に耐えるかなり怖いものでした。山白朝子さんの作品は、いじめとホラーということですが最後の結末には救われる気がしました。辻村さんの作品は最近のホラーの傾向を示している気がしました。 …続きを読む
    KAZOO
    2024年01月24日
    109人がナイス!しています
  • 「ホラー小説傑作集」と言われるとついつい手に取ってしまう。実際に好きな作家さんばかりのラインナップで朝宮運河さん編となると間違いなしのチョイスが嬉しい。死霊に魅入られた男性の心理描写に恐怖する小野不由 「ホラー小説傑作集」と言われるとついつい手に取ってしまう。実際に好きな作家さんばかりのラインナップで朝宮運河さん編となると間違いなしのチョイスが嬉しい。死霊に魅入られた男性の心理描写に恐怖する小野不由美さんの『芙蓉忌』や死神に連れられた少女が彼に言われるがままに暗殺を繰り返し、辿り着いた残酷な運命を描く恒川光太郎さんの『死神と旅する少女』などどれも粒ぞろい。タイトルともなっている辻村深月さんの『七つのカップ』は理由がわからない不気味さが込み上げてくるまさに現代の怪談。姉妹編の『影牢』も積んでるので楽しみ。 …続きを読む
    yukaring
    2024年01月03日
    87人がナイス!しています
  • 小野−誰彼問わず道行きに誘い込むのはあさましいが現代版牡丹灯籠…山白−いじめへの復讐か、生への執着か…恒川−歴史を変える殺人にも増して報酬殺人のあさはかさ…小林−キングの『ミザリー』より悍しい…澤村−知っては 小野−誰彼問わず道行きに誘い込むのはあさましいが現代版牡丹灯籠…山白−いじめへの復讐か、生への執着か…恒川−歴史を変える殺人にも増して報酬殺人のあさはかさ…小林−キングの『ミザリー』より悍しい…澤村−知ってはいけない…岩井−二つの言い伝えに共通するのは男の身勝手…辻村−無責任な怪談話と当事者の悲痛…昨年(2024年)、創刊から三十周年を迎えた角川ホラー文庫、その節目の年を記念して編纂されたアンソロジーで、こちらは比較的近年の安定した力量の作品が揃って収められている。ホラーと一括りに出来ない多様性を感じた。 …続きを読む
    sin
    2024年07月06日
    61人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品