バーニング・ダンサー

バーニング・ダンサー

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年07月26日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
376
ISBN:
9784041141779

バーニング・ダンサー

  • 著者 阿津川 辰海
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年07月26日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
376
ISBN:
9784041141779

来た。怒濤のドンデン返し。最高峰の謎解き×警察ミステリ!!

特別な能力で大衆を煽動する殺人犯・ホムラvs. “猟犬”の異名をもつ元捜査一課刑事
「あの、私も妹も、交通課から来ました」。その一言を聞いて、永嶺スバルは絶句した。違法捜査も厭わない“猟犬”と呼ばれた捜査一課での職務を失い、新しい課に配属された初日。やってきたのは、仲良し姉妹、田舎の駐在所から来た好々爺、机の下に隠れて怯える女性、民間人を誤認逮捕しかけても悪びれない金髪男だった。着任早々、チームに異様な死体の事件の報告が入る。全身の血液が沸騰した死体と、炭化するほど燃やされた死体。ただ一人の理解者であった相棒を失い、心の傷が癒えぬスバルは、捜査経験がほぼない「警視庁公安部第五課 コトダマ犯罪調査課」のメンバーで捜査を開始する。メンバーの共通点はただ一つ。ある能力を保持していることだった――。「すべての始まり」から、犯人の嘘は仕込まれている。6作品連続「このミステリーがすごい!」ランクイン &「本格ミステリ大賞(評論部門)」受賞作家最新作。阿津川マジックが炸裂する、最高峰の謎解き×警察ミステリ!!
特別な能力で大衆を煽動する殺人犯・ホムラvs. “猟犬”の異名をもつ元捜査一課刑事
「あの、私も妹も、交通課から来ました」。その一言を聞いて、永嶺スバルは絶句した。違法捜査も厭わない“猟犬”と呼ばれた捜査一課での職務を失い、新しい課に配属された初日。やってきたのは、仲良し姉妹、田舎の駐在所から来た好々爺、机の下に隠れて怯える女性、民間人を誤認逮捕しかけても悪びれない金髪男だった。着任早々、チームに異様な死体の事件の報告が入る。全身の血液が沸騰した死体と、炭化するほど燃やされた死体。ただ一人の理解者であった相棒を失い、心の傷が癒えぬスバルは、捜査経験がほぼない「警視庁公安部第五課 コトダマ犯罪調査課」のメンバーで捜査を開始する。メンバーの共通点はただ一つ。ある能力を保持していることだった――。「すべての始まり」から、犯人の嘘は仕込まれている。6作品連続「このミステリーがすごい!」ランクイン &「本格ミステリ大賞(評論部門)」受賞作家最新作。阿津川マジックが炸裂する、最高峰の謎解き×警察ミステリ!!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「バーニング・ダンサー」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 帯と作者のネームでハードル上がったけど令和版SPEC以上ではない。相棒を失った元捜査一課刑事が寄せ集めの新部署で関係を築きながら殺人犯を追う刑事ドラマの建付けにコトダマという超能力要素を足したTHEエンタメ 帯と作者のネームでハードル上がったけど令和版SPEC以上ではない。相棒を失った元捜査一課刑事が寄せ集めの新部署で関係を築きながら殺人犯を追う刑事ドラマの建付けにコトダマという超能力要素を足したTHEエンタメ。能力バトルものの連続ドラマの第1話だけ見たという感想になってしまう。中盤で古典的トリックをやったりラストで思い込みを逆転させる仕掛けがあったり悪くはないと思うが、本格ミステリ慣れしている読者からすると何も意外性が無い。キャラの既視感がそれを助長させてて、あの人はどう見てもマキマさん。 …続きを読む
    geshi
    2024年08月01日
    27人がナイス!しています
  • 特殊能力が存在する世界の警察ミステリ。少年漫画で育った身としては「コトダマ」の設定だけでワクワクしてしまう。ディーヴァー作品を彷彿とさせるタイトルや演出に阿津川作品らしい真っ直ぐなエンタメ感が調和して 特殊能力が存在する世界の警察ミステリ。少年漫画で育った身としては「コトダマ」の設定だけでワクワクしてしまう。ディーヴァー作品を彷彿とさせるタイトルや演出に阿津川作品らしい真っ直ぐなエンタメ感が調和していて純粋に面白かった。ただ、ある登場人物のキャラ造形等が特定の作品からの影響であることが分かり安すぎて、終盤の展開がバレバレになってしまっているのが痛い。ずっと脳裏に某キャラクターの存在がちらついてノイズになってしまっていた。ここからこのシリーズをどう広げていくのかはとても興味深いので、続編にも期待したい。 …続きを読む
    おうつき
    2024年07月28日
    20人がナイス!しています
  • 異能力バトルあり、ミステリあり、重厚な作品でした。真犯人はわりと目星がつくがある人物の真意については不意を突かれた。怖すぎる… 主人公がバディを失った過去をどう乗り越えて、自分の業と向き合うことが出来る 異能力バトルあり、ミステリあり、重厚な作品でした。真犯人はわりと目星がつくがある人物の真意については不意を突かれた。怖すぎる… 主人公がバディを失った過去をどう乗り越えて、自分の業と向き合うことが出来るのか続きが楽しみです。 …続きを読む
    ツバサ
    2024年07月29日
    13人がナイス!しています

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