しらゆきの果て

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年02月04日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784041141502

しらゆきの果て

  • 著者 澤田 瞳子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年02月04日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784041141502

絵師の一念、憂き世を晴らす。

仏画、絵巻、浮世絵――美に魅了された人々の営みを描いた歴史小説集

六十路を越した老境の絵師・喜平治(宮川一笑)は、肉筆美人画の名手・菱川師宣の曾孫である姉弟と知り合う。絵描きを志す弟の伊平の面倒を見ることになった喜平治は、幼いながらも確かな筋の良さに感嘆するが、折しも町絵師の宮川一門と表絵師の狩野家の間で諍いが起きてしまい……。(表題作「しらゆきの果て」)

鎌倉、戦国、江戸、幕末
時代と歴史を超えて、
人々を狂わせ、神仏さえも惑わせる、
あらゆる「美」の真髄を描く5つの物語

装画/原裕菜
装幀/長崎綾(next door design)
仏画、絵巻、浮世絵――美に魅了された人々の営みを描いた歴史小説集

六十路を越した老境の絵師・喜平治(宮川一笑)は、肉筆美人画の名手・菱川師宣の曾孫である姉弟と知り合う。絵描きを志す弟の伊平の面倒を見ることになった喜平治は、幼いながらも確かな筋の良さに感嘆するが、折しも町絵師の宮川一門と表絵師の狩野家の間で諍いが起きてしまい……。(表題作「しらゆきの果て」)

鎌倉、戦国、江戸、幕末
時代と歴史を超えて、
人々を狂わせ、神仏さえも惑わせる、
あらゆる「美」の真髄を描く5つの物語

装画/原裕菜
装幀/長崎綾(next door design)

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「しらゆきの果て」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 澤田さんの時代小説の世界を堪能した。5つの物語が収められていて、時代は平安時代から江戸時代まで様々。共通するのは絵画の世界に魅了された絵師を主人公にしている事。どの話も絵に対しての情熱が伝わって来る。 澤田さんの時代小説の世界を堪能した。5つの物語が収められていて、時代は平安時代から江戸時代まで様々。共通するのは絵画の世界に魅了された絵師を主人公にしている事。どの話も絵に対しての情熱が伝わって来る。登場人物の描写も秀でていて、さすがだと感じられた。澤田さんの本はずっと読んできているが、本作も良かった。 …続きを読む
    のぶ
    2025年02月18日
    58人がナイス!しています
  • 鎌倉、戦国、江戸、幕末。さまざまな時代の歴史短編小説五編。「さくり(しゃっくり)姫」は源頼朝の妹の話。大河の鎌倉殿が懐かしい。「紅牡丹」は松永久秀の城で人質として暮らす子どもたちの物語。どちらの作品も 鎌倉、戦国、江戸、幕末。さまざまな時代の歴史短編小説五編。「さくり(しゃっくり)姫」は源頼朝の妹の話。大河の鎌倉殿が懐かしい。「紅牡丹」は松永久秀の城で人質として暮らす子どもたちの物語。どちらの作品も、政に翻弄される女こどもの哀しみが伝わってきた。「しらゆきの果て」の絵師・宮川長春は名前を聞いたことがある程度だが、人柄の良さが印象的。でもその優しさが仇となり不幸な事件が起こってしまう。とてもつらい話なのだが読後感は悪くない。いわゆる有名な話は一つもないけど、人々の息づかいがリアルに感じられてよかった。 …続きを読む
    pohcho
    2025年02月19日
    54人がナイス!しています

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