大往生の作法 在宅医だからわかった人生最終コーナーの歩き方

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年03月08日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
248
ISBN:
9784040824833
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大往生の作法 在宅医だからわかった人生最終コーナーの歩き方

  • 著者 木村 知
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年03月08日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
248
ISBN:
9784040824833

健康寿命を延ばすには80歳からの10年がキモ!

私たち生物が避けて通れない「老化」。老化がもたらす不都合は、できることなら体験したくないものだ。
不都合の到来をできるだけ先延ばしにし、到来してもつらいものとせずやり過ごすためにはどうしたらいいのか。
在宅医療の現場で多くの患者さんや家族と接してきた医師がそのコツを伝授。
さらに老化の後にやってくる死ともなれば、その準備も、となると気が重く、できれば考えたくないことだ。
しかし準備はおろか、想定すらしていないと、いざというとき慌てふためき、理想の最後を迎えられないかもしれない。
健康なうちからできる準備を著者が指南。
最後まで正々堂々と、寿命をまっとうするために――生きる勇気が湧いてくる一冊。
私たち生物が避けて通れない「老化」。老化がもたらす不都合は、できることなら体験したくないものだ。
不都合の到来をできるだけ先延ばしにし、到来してもつらいものとせずやり過ごすためにはどうしたらいいのか。
在宅医療の現場で多くの患者さんや家族と接してきた医師がそのコツを伝授。
さらに老化の後にやってくる死ともなれば、その準備も、となると気が重く、できれば考えたくないことだ。
しかし準備はおろか、想定すらしていないと、いざというとき慌てふためき、理想の最後を迎えられないかもしれない。
健康なうちからできる準備を著者が指南。
最後まで正々堂々と、寿命をまっとうするために――生きる勇気が湧いてくる一冊。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに
第一章 80歳からの10年がキモ――加齢の不都合をできるだけ遠ざけるには
第二章 認知症と生きること
第三章 サービスや施設をどう選ぶか
第四章 不安に付け込む商売にご用心
第五章 賢い健康管理とは
第六章 希望に幅を持たせる思考実験
第七章 準備こそが幸せをもたらす
第八章 時代の空気に流されない――最後の瞬間まで堂々と

「大往生の作法 在宅医だからわかった人生最終コーナーの歩き方」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • テクニカルな老後対策本のつもりで気まぐれに手に取ったが、そうした内容に収まらない、今の日本社会を取り巻く空気への強い問題意識に根差した一冊だった。在宅医として「終末の迎え方」を巡る様々な患者と家族の複 テクニカルな老後対策本のつもりで気まぐれに手に取ったが、そうした内容に収まらない、今の日本社会を取り巻く空気への強い問題意識に根差した一冊だった。在宅医として「終末の迎え方」を巡る様々な患者と家族の複雑な思いと向き合い、自身も学びを得てきたという著者だからこそ、「周囲に迷惑をかけたくない」という要介護者の気持ちを「公助・共助は不要」に読み替えたり、生産性・有用性等を尺度にして「命の選別」を制度化するような議論への批判は力強い。私は多分想定されている読者層からは外れている身だが、大いに勇気づけられた。 …続きを読む
    馬咲
    2024年05月23日
    5人がナイス!しています
  • 同年代の友人、知人の訃報を聞くたびに明日は我が身かと思い知らされる今日この頃。 「人生最終コーナーの歩き方」もなるようにしかならないから、と構えていたわたしではあったが、やはり知っておくことも必要だと 同年代の友人、知人の訃報を聞くたびに明日は我が身かと思い知らされる今日この頃。 「人生最終コーナーの歩き方」もなるようにしかならないから、と構えていたわたしではあったが、やはり知っておくことも必要だとこの本を読んで改めて思った。 終末期、自分らしく生きるため、してほしいこと、ほしくないこと、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)を前もって準備しておく。 心肺蘇生行為は望まないが苦痛を取ることが期待できる治療はok。 寝たきりや認知症をなってはならないと位置づけることはこれらの人を排除する思考に繋がる …続きを読む
    zumi
    2024年10月06日
    4人がナイス!しています
  • 一人ひとりが最後まで、寿命が尽きるまで、幸せに生きるために、どのような物質的なそして心の準備が必要なのだろうか。生産性がないと言葉でひとくくりにされる人たちへの、医療や介護が負の遺産へとつながると喧伝 一人ひとりが最後まで、寿命が尽きるまで、幸せに生きるために、どのような物質的なそして心の準備が必要なのだろうか。生産性がないと言葉でひとくくりにされる人たちへの、医療や介護が負の遺産へとつながると喧伝する時代の空気に流されないようにするために、しっかりと考えるべきだろう。老化に伴う様々な心身の機能低下は自然の摂理であり、認知症や寝たきりを「なってはならないもの」と扱うべきではない。社会全体として、しっかりと受け止めていくべきだろう。そして個人は、死への心準備を怠らないようにすべきだ。 …続きを読む
    coldsurgeon
    2024年04月27日
    4人がナイス!しています

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