ミセス・ハリス、国会へ行く

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784041141465
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ミセス・ハリス、国会へ行く

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784041141465

アラカンの家政婦さん、国会議員に立候補!シリーズ重版中!解説・君塚直隆

アラカン(60歳すぎ)の家政婦さん、国会議員に立候補!?
『あんたも私も楽しく生きなきゃ』でホントに当選できるのか??

何歳になっても夢をあきらめない、奇跡と勇気と愛の物語、第3弾

ロンドンの家政婦ハリスおばさんは、ある晩、運転手のベイズウォーターさんらと討論番組を見て政治について熱く語る。それを思いの外にほめられ気を良くするが、翌日お得意さんで政界の大物ウィルモット卿にもたっぷり演説したら、選挙に出ないかと誘われ、あれよあれよという間に立候補することに。しかし、実は卿にはあるたくらみがあって…。『あんたも私も楽しく生きなきゃ』の標語(スローガン)で本当に当選できるのか??シリーズ第3弾。解説・君塚直隆

ハリスおばさんは、ロンドンの高級住宅街に顧客を多く持つ、通いの家政婦さんである。イギリスは現在でも階級意識が強い。おばさんはそのようなイギリス階級社会でも底辺に近いところにいる、まさに「庶民」「大衆」のひとりであった。そんなハリスおばさんが『あんたも私も楽しく生きなきゃ』という選挙スローガンで国会議員選挙に打って出るという設定は、当時としても破天荒なものだったはずである。その姿は、ともすれば殺伐として他人のことなど思いやれない当時の世相に対する痛烈な皮肉になっていたのかもしれない。――君塚直隆(関東学院大学教授)解説より

※本書は、1981年11月に刊行された『ハリスおばさん国会へ行く』(講談社文庫)を、現代向けに加筆修正し、角川文庫化したものです。原題:MRS HARRIS MP

【絶賛の声】
「ミセス・ハリスはフィクションの偉大な創造物のひとつであり、彼女と知り合いだと感じるほどリアルで、本当に不思議な存在だ。彼女の魅力は尽きない」(ジュスティーヌ・ピカルディ)
アラカン(60歳すぎ)の家政婦さん、国会議員に立候補!?
『あんたも私も楽しく生きなきゃ』でホントに当選できるのか??

何歳になっても夢をあきらめない、奇跡と勇気と愛の物語、第3弾

ロンドンの家政婦ハリスおばさんは、ある晩、運転手のベイズウォーターさんらと討論番組を見て政治について熱く語る。それを思いの外にほめられ気を良くするが、翌日お得意さんで政界の大物ウィルモット卿にもたっぷり演説したら、選挙に出ないかと誘われ、あれよあれよという間に立候補することに。しかし、実は卿にはあるたくらみがあって…。『あんたも私も楽しく生きなきゃ』の標語(スローガン)で本当に当選できるのか??シリーズ第3弾。解説・君塚直隆

ハリスおばさんは、ロンドンの高級住宅街に顧客を多く持つ、通いの家政婦さんである。イギリスは現在でも階級意識が強い。おばさんはそのようなイギリス階級社会でも底辺に近いところにいる、まさに「庶民」「大衆」のひとりであった。そんなハリスおばさんが『あんたも私も楽しく生きなきゃ』という選挙スローガンで国会議員選挙に打って出るという設定は、当時としても破天荒なものだったはずである。その姿は、ともすれば殺伐として他人のことなど思いやれない当時の世相に対する痛烈な皮肉になっていたのかもしれない。――君塚直隆(関東学院大学教授)解説より

※本書は、1981年11月に刊行された『ハリスおばさん国会へ行く』(講談社文庫)を、現代向けに加筆修正し、角川文庫化したものです。原題:MRS HARRIS MP

【絶賛の声】
「ミセス・ハリスはフィクションの偉大な創造物のひとつであり、彼女と知り合いだと感じるほどリアルで、本当に不思議な存在だ。彼女の魅力は尽きない」(ジュスティーヌ・ピカルディ)

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 ことのはじまり
第二章 とんでもない思いつき
第三章 ウィルモット卿の計画
第四章 選挙対策委員会へ
第五章 車中の悪だくみ
第六章 スマイスの決意
第七章 侯爵邸での会議
第八章 ロールスロイスの大行進
第九章 「聖なるさばきの騎士」
第十章 ハリスおばさん当選す!
第十一章 ハリスおばさんのとまどい
第十二章 国会議員エイダ・ハリス
第十三章 やけっぱちのスマイス
第十四章 ハリスおばさんの決心
第十五章 ハリスおばさんの演説
解説 ハリスおばさんが議員になった頃のイギリス議会 君塚直隆

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「ミセス・ハリス、国会へ行く」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • えっ、ハリスおばさんが、国会議員に?政界の大物に気に入られ〜と思ったら、あれよあれよと選挙に担ぎ出されちゃったおばさん。思惑には裏があって、どうなるの?と心配っ!先も気になるし、面白いしで、あっという えっ、ハリスおばさんが、国会議員に?政界の大物に気に入られ〜と思ったら、あれよあれよと選挙に担ぎ出されちゃったおばさん。思惑には裏があって、どうなるの?と心配っ!先も気になるし、面白いしで、あっという間に読んじゃった。良かったような、残念なような。 …続きを読む
    くりきんとん99
    2024年04月13日
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  • ロンドンの家政婦おばさん、ミセス・ハリス。人情に厚く人にやさしく働き者で、可愛らしい人柄がとにかく魅力的なのだけど、これまでの作と違い、舞台が政治とあっては、おばさんの魅力だけで万事うまくいく、という ロンドンの家政婦おばさん、ミセス・ハリス。人情に厚く人にやさしく働き者で、可愛らしい人柄がとにかく魅力的なのだけど、これまでの作と違い、舞台が政治とあっては、おばさんの魅力だけで万事うまくいく、というわけにはいかず。ちょっと苦味が残るところはあるけれど、もちろんそれで終わらない展開なので、読後感は悪くなかったです。 …続きを読む
    くさてる
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  • 今度はハリスおばさんは国会へ行く。国会へ行く、と言っても物見遊山ででかけるのではない。下院議員に立候補し、いずれ国会で「あんたも私も楽しく生きなきゃ」という演説を一発かましたろ、という目論見である。ま 今度はハリスおばさんは国会へ行く。国会へ行く、と言っても物見遊山ででかけるのではない。下院議員に立候補し、いずれ国会で「あんたも私も楽しく生きなきゃ」という演説を一発かましたろ、という目論見である。まぁ、もちろん、それを仕掛けたヤツがいるわけで、政界の腹黒いオッサンのせいなのだ。ハリスおばさんは見事当選するのだが、その腹黒オッサンは当選までは望んでいなかった。その大きすぎる齟齬は、ハリスおばさんに最大ダメージを与えてしまう。救う神もあるのだけど、ギャリコ作品は楽しい、面白いだけでない奥深さもあるものだ。 …続きを読む
    ムーミン2号
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